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このカテゴリーは「小説」の記事のまとめになります。

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『キャッチャー・イン・ザ・ライ』あらすじ付き作品紹介及び考察。ホールデンに捧ぐ

はじめに 村上春樹訳版で再読したもんで、こうは書いたけど、やっぱり『ライ麦畑でつかまえて』ってタイトルの方がいいのかな。でも、面白いもんで『キャッチャー・イン・ザ・ライ』って調べてもちゃんと同じところにリーチできることを確認できた。なんだよ...
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『コンビニ人間』あらすじ付き作品紹介及び考察

まえがき お金がない・出会いがない・時間がない という3つのないが嫌いだ。だってそんなことを言ったところ、だからなんだ。となるわけで、たしかに言うのはタダだから構わないが、あまり吹聴するのはオススメしないね。だってね、それらは全部自分でなん...
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『氷菓』あらすじ付き作品紹介及び考察

基本情報 2001年刊行。作者は米澤穂信。角川文庫。私が知っている表紙は可愛い女の子だった。アニメ化している。それがなかなか評判がいいとは聞いていた。で、はて「米澤穂信」という。あれれ、たしか私の知っている「米澤穂信」は最近、『黒牢城』で直...
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『君のクイズ』あらすじ付き作品紹介及び考察について

基本情報 なんと美しい装丁でしょう。いい顔をしている。これだけで手を伸ばす人がいるでしょう、これだけで売れる。だからイケメンは嫌いなんだ。……という冗談はさて置き、刊行は2022年。著者は小川哲。いきなりで失礼、ですが主観で「小川哲」は、今...
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『桜風堂ものがたり』あらすじ付き作品紹介及び考察

はじめに 先に断っておくことがあります。これから私が「はじめに」で書くことは、私にとってはとても大事な話なのです。しかし、あなたにとってはきっとそうではないことでしょう(顔も知らない、書き手HARUの、どうでもいい、ある「事件」でしかないか...
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『ババヤガの夜』あらすじ付き作品紹介及び考察

基本情報 2025年7月、ダガー賞受賞。日本人としては史上初の快挙で、アジア圏としても異例の受賞。世界中のミステリーファンが注目……。あれ? なんか既視感がある。そうだコレ、『三体』だ! 中国人SF作家「劉慈欣」のヒューゴー賞※と同じ現象だ...
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『星を継ぐもの』あらすじ付き作品紹介及びネタバレ、批評

基本情報初読の驚き、再読の発見 SFを読み始めた頃に出会って、強烈な体験として記憶に残っている一冊があります。 J・P・ホーガンの『星を継ぐもの』です。 初読時の感動は、今でもはっきり覚えています。月で発見された「5万年前の人類の死体」とい...
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『カラフル』あらすじ付き作品紹介及び考察

基本情報一度死んだ魂が見つけた、すでに色づいていた世界 人生はときどき、突然モノクロになる。朝の光も、人の声も、味噌汁の湯気さえも、色が抜け落ちる瞬間がある。そんなとき、もし「もう一度だけ人生をやり直すチャンス」が与えられたら——あなたなら...
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『ロング・グッドバイ』あらすじ付き作品紹介及び考察

基本情報 はい、ご承知のとおり「村上春樹」は私の大好きな小説家なわけで(そんなの知らねえよってツッコミはなしですよ。前の記事で太宰の『人間失格』もそうだってことを書いたのと同じですが、ハルキも好き嫌いがけっこう分かれますよね、余談)、今回ご...
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『人間失格』あらすじ付き作品紹介及び考察

はじめに 「恥じの多い生涯を送って来ました」だけじゃない、たとえば「神に問う。信頼は罪なりや」「僕は、女のいないところに行くんだ」とかとか、知らないでしょ。まだまだある。「いや、もう要らない」 実に、珍らしい事でした。すすめられて、それを拒...