🌟意味と使い方
“keep one’s fingers crossed” は、「幸運を祈る」「うまくいくよう願う」という意味のイディオムです。
試験や面接、コンテストなど、良い結果を待っているときに使う前向きな表現です。
I have an important interview tomorrow. Keep your fingers crossed for me!
(明日、大事な面接があるんだ。幸運を祈ってね!)
We’re keeping our fingers crossed that the project will be approved.
(そのプロジェクトが承認されるよう願っています。)
このフレーズは、「成功してほしい」「いい結果になりますように」という気持ちを込めて使われます。
日本語では「祈ってる!」「うまくいきますように!」といった励ましの言葉に近いです。
また、実際に指を交差させるジェスチャー(🤞)をすることでも、「願いをかけている」ことを表せます。SNSでは、コメントの最後に絵文字を添える人も多いですね。
✝️語源の背景:指を交差させる意味
“keep one’s fingers crossed” の由来には、キリスト教と古代ヨーロッパの信仰が関係しています。
今では宗教的な意味はほとんどなくなっていますが、そのルーツを知ると、この表現の温かさや文化的な深みが見えてきます。
⛪キリスト教における十字のシンボル
十字架(cross)は、キリスト教において神の加護・信仰・守護を象徴する重要なシンボルです。
人々は、指を交差させて十字架の形を作ることで「神の祝福」や「悪からの保護」を祈ると信じていました。
特に、迫害を受けていた初期のキリスト教徒たちは、こっそり信仰を表すために指を交差させる動作をしたと言われています。
この仕草が「願い」「祈り」を象徴するものとして広まったのです。
🔮異教の信仰における魔除けの力
キリスト教以前のヨーロッパでも、「交差する形」は神秘的な力を持つと考えられていました。
人々は二本の指を交差させることで、邪悪なものを避け、良い運を呼び込むと信じていたのです。
「交差する線が力を増幅する」という考え方は、古代から魔除けやお守りの形として残っています。
その流れの中で、指を交差させる行為が「願いが叶うように祈る」象徴になったと考えられます。

good luck!! みたいなカジュアルな表現。

ハンドサインも勉強したら面白いかもね。

近代での使われ方の変化
この「指を交差させて幸運を祈る」習慣が一般的に広まったのは19世紀ごろ。
当時の英語圏では、宗教的な意味合いが薄れ、**カジュアルに「うまくいくことを願う」**という意味で定着しました。
現在では、宗教とは関係なく、「試験」「面接」「スポーツの試合」「大事な発表」など、日常のさまざまな場面で使われます。
💬類義語・似た表現
“keep one’s fingers crossed” は「願う・祈る」を表す表現の中でも特にポジティブですが、
英語には似た意味を持つ表現がいくつもあります。ニュアンスの違いを見てみましょう。
🌈Hope for the best
「最善を願う」
👉 We can only hope for the best in this situation.
(この状況では最善を願うしかない。)
→ 現実的な状況の中で「できる限りのことをした上で、あとは願うだけ」という冷静なトーン。
Pray for luck
「運を祈る」
👉 All we can do now is pray for luck.
(今はただ幸運を祈るしかない。)
→ “pray” が入っているため、少しフォーマル・宗教的。
真剣な気持ちで祈る場面で使われることが多いです。
Wish someone luck
「幸運を祈る」
👉 Good luck with your exam! I’ll be wishing you luck.
(試験頑張ってね!幸運を祈ってるよ。)
→ “keep one’s fingers crossed” とほぼ同義。
ただし、“wish” は言葉だけ、“cross” は動作+気持ちの表現、という違いがあります。
Cross your heart
「誓いや願いを強調する」
👉 I cross my heart that everything will go well.
(うまくいくよう心から願ってるよ。)
→ “fingers crossed” より感情がこもっており、誠実さや信頼を表すときに使います。
💡使い方のポイント
“keep one’s fingers crossed” は、カジュアルな会話でぴったりの表現です。
フォーマルな場(ビジネスメール・会議)ではあまり使われませんが、友人や同僚とのやりとりでは自然です。
💬 こんなシーンで使おう!
- 大事な試験や面接の前
- チームメンバーの成果を祈るとき
- 宝くじやイベントの結果待ちのとき
SNSやチャットでは短く “Fingers crossed! 🤞” と書くだけでもOK。
英語圏ではとても親しみやすく、ポジティブな印象を与える表現です。
✨まとめ
“keep one’s fingers crossed” は、**「幸運を祈る」や「うまくいきますように」**という温かい気持ちを表す英語の定番フレーズです。
- 意味:うまくいくように願う、幸運を祈る
- 語源:十字架(cross)と魔除けの文化に由来
- 使い方:カジュアルに励ます、応援する気持ちを伝えるときに
- 類義語:hope for the best / wish someone luck / pray for luck
相手を励ましたいときに、“Good luck!” に代えて “Fingers crossed!” と言ってみましょう。
たった一言で、あなたの思いやりと応援の気持ちがしっかり伝わるはずです。
似たような表現に「break a leg」、「knock on wood」と言うのがあります。使い分けはこちらの記事をご確認ください。
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