意味について
「目立つ」「際立つ」「他と違う」といった意味を持つ句動詞です。周囲から注目される、他と比べて特に印象的である場合に使います。
外見や行動が目立つ場合
Her red dress made her stand out at the party.
(彼女の赤いドレスはパーティーで彼女を目立たせた。)
才能やスキルが目立つ場合
His innovative ideas really stand out in the field of technology.
(彼の革新的なアイデアは技術分野で本当に際立っている。)
場所やものが目立つ場合
The new skyscraper stands out against the old city skyline.
(その新しい高層ビルは古い街の景色の中で際立っている。)
否定的なニュアンス
He stood out for all the wrong reasons during the interview.
(彼は面接で悪い意味で目立った。)
語源について
Stand(立つ)と out(外に、離れて)の組み合わせで、直訳すると「外に立つ」という意味になります。ここから、群れや集団の中から「目立つ」「突出する」という比喩的な意味が発展しました。

類義語
• Be prominent(際立つ、目立つ)
• Be distinctive(特有で目立つ)
• Catch the eye(目を引く)
• Be conspicuous(人目を引く、顕著である)
• Be noticeable(目につく)
cut a figure(特定の印象や姿を示す)との違い
「cut a figure」 と 「stand out」 はどちらも「目立つ」というニュアンスを含む表現ですが、それぞれの意味や使い方には微妙な違いがあります。
• cut a figure: 印象を作り出す(質にフォーカス)。
• stand out: 周囲から際立つ(違いにフォーカス)。
Cut a Figure
意味: 「特定の印象を与える」
外見や態度、振る舞いによって、特定の印象を作り出すことを指します。良い印象だけでなく、ぎこちない印象なども含まれる場合があります。
焦点: 与える印象の質(どのように見えるか)。
特徴:見た目や行動の「質」を伴う。外見や態度が洗練されている、または印象的であることが多い。修飾語(dashing, awkward など)を伴って使用される。
Stand Out
意味: 「周囲から目立つ」
周囲と異なり、何かが際立つことを指します。良い意味でも悪い意味でも使えます。
焦点: 周囲との違い(際立つこと自体に注目)。
特徴:外見や能力、性格など、目立つ理由はさまざま。特に修飾語がなくても使用可能(「目立つ」という行為自体が主眼)。「浮いている」や「悪目立ち」というネガティブな文脈でも使われる。
使い方のポイント
肯定的な文脈での使用
他者より優れている、特に印象的であることを表します。
Her talent makes her stand out in the crowd.
(彼女の才能は群衆の中で際立っている。)
否定的な文脈でも使用可能
周囲に比べて目立ちすぎて浮いている場合にも使えます。
His bright yellow shirt made him stand out awkwardly at the formal event.
(フォーマルなイベントで、彼の明るい黄色のシャツは場違いに目立った。)
比喩的な使い方
物や考え、特徴についても使えます。
This painting stands out because of its bold colors.
(この絵は大胆な色使いで目立っている。)
まとめ
Stand out は、「他と比べて特に目立つ」という状況を表す表現で、ポジティブにもネガティブにも使えます。会話や文章で汎用的に使える便利な句動詞です!
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