「be fed up with」イラスト付き意味解説

英語学習

意味について

 「be fed up with」は、何かに対して「うんざりしている」「飽き飽きしている」という意味です。主にネガティブな感情を表します。

I’m fed up with waiting for the bus.
(バスを待つのにうんざりだ。)

We’re fed up with working overtime every day.
(毎日残業するのに飽き飽きしている。)

語源について

 「fed up」は「feed(食べさせる)」の過去分詞形「fed」に由来し、「十分食べて満腹になり、もうこれ以上はいらない」というイメージから派生しています。18世紀末頃にイギリス英語で使われ始め、19世紀には「うんざりしている」という意味として定着しました。

 こちらが「fed up」の語源をイメージした画像です!満腹感や「もうこれ以上無理」という気持ちを視覚的に表現しています。




類義語

be sick of – 

 「うんざりしている」「飽き飽きしている」少し強めの表現です。

 例: I’m sick of his excuses.(彼の言い訳にはうんざりだ。)

be tired of – 「飽きている」「嫌気がさしている」

 若干ニュートラルな表現です。

 例: I’m tired of eating the same food every day.(毎日同じ食べ物を食べるのには飽きた。)

have had enough of – 「もう十分だ」「我慢の限界だ」

 かなり感情が高まっているときに使われます。

 例: I’ve had enough of your lies.(君の嘘にはもううんざりだ。)

be bored with – 「退屈している」「飽きている」

 単純に興味を失った場合に使います。

 例: I’m bored with this movie.(この映画には飽きてきた。)

使い方のポイント

withを忘れない

 「be fed up」だけでは不完全で、「何に対してうんざりしているか」を表す「with」が必要です。

 正: I’m fed up with my job.

 誤: I’m fed up my job.

日常会話でよく使う

 砕けた表現なので、フォーマルな場面よりも日常会話やカジュアルな文脈で使われます。

感情を強調したいときは修飾語を使う

 「really」や「completely」を加えることで感情の強さを表現できます。

I’m really fed up with this weather.

(本当にこの天気にはうんざりだ。)

まとめ

 「うんざり」という感情を的確に表す便利なフレーズなので、ぜひ使い方を覚えておきましょう!

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