✅ million dollar question の意味とは?《例文・語源・使い方を徹底解説》

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million dollar question の意味とは?

million dollar question は、直訳すると「100万ドルの質問」ですが、実際の意味は「非常に重要で難しい質問」「答えがわかればものすごく価値がある質問」という比喩的な表現です。

特に、誰もが気になっているのに、はっきりした答えが出ていない問題や、答え次第で結果が大きく変わるような重要な問いに対して使われます。

日常会話からビジネス、ニュース記事、評論まで幅広く使われる表現で、少しユーモラスなニュアンスを含みつつ、「それが一番の核心だよね」という感覚を伝えることができます。

million dollar question の例文

日常会話での使い方

So, when are you getting married? That’s the million dollar question!

(それで、いつ結婚するの? それが一番の重要な疑問だよね!)

ここでは、「本人にもまだわからない」「みんなが気にしているけど答えが出ていない」というニュアンスが含まれています。軽い冗談を交えつつ、核心に触れている感じです。

職場での会話

The million dollar question is whether we should expand our operations now or wait for the market to stabilize.

(最も重要な問題は、今事業を拡大すべきか、市場が安定するまで待つべきかだ。)

ビジネスの場面では、「戦略の分かれ目になる重大な問い」を指すときに使われます。ここでは、どちらの選択肢もリスクとリターンがあり、簡単には答えが出ない状況が示されています。

ニュースや記事での使い方

The million dollar question is how governments can tackle climate change effectively.

(最も重要な課題は、政府がどのようにして効果的に気候変動に取り組むかだ。)

社会問題や国際問題など、答えが一つに定まらない大きなテーマに対してもよく使われます。この場合、「誰もが知りたいけれど、簡単には答えが出ない問い」を強調しています。

語源について

million dollar question という表現は、1950年代のアメリカのクイズ番組「The $64,000 Question」に由来するとされています。この番組では、非常に難しい質問に正解すると高額の賞金がもらえる仕組みでした。

当時の64,000ドルは現在の価値に換算するとかなりの大金であり、「人生を変えうるほどの価値を持つ質問」というイメージが強く結びつきました。その後、「$64,000 question」という表現が「非常に重要な質問」という意味で使われるようになり、さらにインフレや比喩表現の強調として「million dollar question」という形も広く使われるようになりました。

つまり、「答えられれば大金に値するほど重要な質問」というイメージが、このフレーズの核になっています。

イラストでは、1950年代のアメリカのクイズ番組を思わせる、レトロなステージやマイク、スポットライトなどが描かれています。中央には大きく「$64,000 QUESTION」と表示され、緊張感と期待感が入り混じった雰囲気が表現されています。




類義語とニュアンスの違い

the big question(大きな疑問)

最も一般的で、幅広く使える表現です。「一番大事な質問」「みんなが気にしている問い」という意味ですが、million dollar question ほどの「価値」や「難しさ」のニュアンスはやや弱めです。

the burning question(切実な疑問)

「燃えるような疑問」という比喩で、「どうしても知りたい」「気になって仕方がない」という感情的なニュアンスが強い表現です。必ずしも難問とは限らず、感情的な切実さがポイントです。

a loaded question(含みのある質問)

これは少し意味が異なり、「答えると何かを前提として認めてしまうような、意図のある質問」「答えにくい、トリッキーな質問」というニュアンスがあります。million dollar question のように「価値がある」「重要」というより、「答えにくい」「罠っぽい」という方向です。

the ultimate question(究極の質問)

哲学的・抽象的な文脈で使われることが多く、「人生とは何か」「幸せとは何か」といった、根源的で答えの出ない問いを指すことが多いです。million dollar question よりもスケールが大きく、やや大げさな響きがあります。

これらと比べると、million dollar question は「重要性」と「難しさ」と「価値」をバランスよく含んだ表現であり、日常会話からビジネス、メディアまで幅広く使えるのが特徴です。

使い方のポイント

重要性を強調したいときに使う

単に「難しい質問」というだけでなく、その答えが結果や未来に大きな影響を与えるような場面で使うのが自然です。

たとえば、

  • 会社の今後の方針を決める問い
  • 人生の大きな選択に関わる問い
  • 社会問題の解決策に関する問い

など、「答えがわかれば大きな意味を持つ」質問に対して使われます。

比喩的な表現であることを意識する

実際に100万ドルがかかっているわけではなく、あくまで比喩です。そのため、カジュアルな会話や記事、スピーチなどで、少しユーモアや軽さを含めつつ使われることが多いです。

答えが簡単に出ない問いに使う

すぐに答えられる質問には不向きです。「それは難しい質問だね」「それが一番の問題だよね」というニュアンスを込めたいときに使います。

誤用しやすいポイント

単なる「難問」ではない

学校のテストの難しい問題など、単に「解きにくい問題」に対して使うと、少し大げさすぎる印象になります。million dollar question は、難しさ+重要性+価値が揃っているときに使うのが自然です。

軽すぎる文脈だと浮くこともある

たとえば、どうでもいいような質問に対して使うと、わざと大げさに言っている「ジョーク」としては成立しますが、真面目な文脈では不自然になります。

ビジネスのフォーマル文書では慎重に

プレゼンやスピーチでは効果的に使えますが、契約書や公式レポートなど、極めてフォーマルな文書では避けたほうが無難です。その場合は、the key question や the central issue など、より中立的な表現が好まれます。

ネイティブが使う場面

  • 会議で「結局、一番重要なのは何か」を示すとき
  • インタビューやトーク番組で核心に迫る質問をするとき
  • ニュースや記事で、問題の本質を指し示すとき
  • 友人同士の会話で、将来や恋愛などの話をするとき
  • スピーチやプレゼンで、聞き手の注意を引きたいとき

会話例(少し長め)

A: So, do you think our new product will succeed?
B: That’s the million dollar question, isn’t it?
A: Yeah, if we get it right, it could change everything.
B: Exactly. We need more data before we decide.

日本語訳:
A:で、うちの新商品はうまくいくと思う?
B:それがまさに一番の重要な問題だよね。
A:そうだよね。もし当たれば、全部が変わるかもしれないし。
B:ほんとに。決める前に、もっとデータが必要だね。

追加例文

1. The million dollar question is whether we can trust this information.
(最も重要な疑問は、この情報を信頼できるかどうかだ。)

2. Everyone is asking the same million dollar question: what happens next?
(みんなが同じ一番の疑問を抱いている。「この先どうなるのか?」ということだ。)

3. That’s the million dollar question, and nobody has a clear answer yet.
(それが一番の重要な疑問で、まだ誰も明確な答えを持っていない。)

まとめ

  • million dollar question は「非常に重要で、答えが難しい質問」を表す表現
  • 語源は1950年代のクイズ番組「The $64,000 Question」に由来し、「高額賞金に値するほどの質問」というイメージから発展した
  • 日常会話・ビジネス・ニュースなど幅広い場面で使われる
  • 単なる難問ではなく、「答えがわかれば大きな価値がある問い」に使うのがポイント
  • the big question, the burning question などの類義語と比べると、「価値」と「重み」が強調される表現

million dollar question は、会話や文章の中で「ここが一番大事なポイントだ」と示したいときに、とても便利なフレーズです。少しユーモアを交えつつ、核心を突く表現として、ぜひ使いこなしてみてください。

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