Bark up the wrong tree の意味とは? 例文&イラスト付き意味解説

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意味について

 「Bark up the wrong tree」は、見当違いなことをしたり、誤った方向に努力を向けたりすることを意味します。問題の原因や解決策を間違えている場合や、的外れな主張をしているときに使われます。この表現は、誰かが自分の考えが正しいと信じているものの、実際には誤っていることを指摘する際によく用いられます。

If you think I’m the one who broke the vase, you’re barking up the wrong tree. I wasn’t even home!

(もし私が花瓶を壊したと思っているなら、それは見当違いだよ。私は家にすらいなかったんだから!)

語源について

 このイディオムは、19世紀初頭のアメリカで生まれた狩猟用語に由来します。狩猟犬は獲物を追いかけて木の上に追い込むことがありますが、時には間違った木の下で吠えてしまうことがありました。実際には獲物は別の木に逃げているにもかかわらず、犬は誤った場所で吠え続けるのです。この光景が、「間違った方向に努力を向ける」という意味へと転じ、日常的な表現として定着しました。

 この表現は1820年代のアメリカ文学にも登場しており、特に動物を追う猟犬の描写として広まりました。現在では狩猟に関係なく、一般的な比喩として使われています。

 この画像は、狩猟犬が木の下で懸命に吠えている様子を描いています。しかし、犬が狙っている獲物は実際には別の木に隠れており、犬は間違った場所に注意を向けています。月明かりが森に差し込み、静かな夜の狩猟の雰囲気を強調しています。このシーンは、「Bark up the wrong tree」というイディオムの語源を表しており、誤った方向に努力している状況を象徴しています。人間関係や仕事でも、時にはこの犬のように見当違いのことをしてしまうことを示唆しています。




類義語

Be off base(的外れである)

 「Be off base」は、事実や論点からずれていることを意味します。「Bark up the wrong tree」と似ていますが、誤った方向に努力をしているというよりは、単に考えが間違っているというニュアンスが強いです。

Your theory about the missing money is completely off base.

(君の失われたお金に関する理論は完全に的外れだよ。)

Miss the mark(的を外す)

 「Miss the mark」は、目標や目的に到達しない、またはポイントを外してしまうことを意味します。「Bark up the wrong tree」と似たような状況で使えますが、より一般的に「期待や目標を達成できなかった」ときにも用いられます。

His argument completely missed the mark, failing to address the real issue.

(彼の主張は完全に的を外していて、本当の問題には触れていなかった。)

Go down the wrong path(誤った道を進む)

 「Go down the wrong path」は、間違った方向に進んでいることを意味します。「Bark up the wrong tree」との違いは、「誤解や勘違い」ではなく、「誤った選択や行動」に重点がある点です。

If you keep making decisions like this, you’re going down the wrong path.

(こんな決断をし続けていたら、間違った道に進んでしまうよ。)

使い方のポイント

 「Bark up the wrong tree」は、相手の考えが誤っていることを指摘するときに使われるため、時には強い表現になり得ます。そのため、ビジネスシーンやフォーマルな場面では、使い方に注意が必要です。例えば、「I’m afraid you might be barking up the wrong tree.(申し訳ないのですが、少し見当違いかもしれません)」のように、柔らかい表現を加えるとよいでしょう。

 また、このイディオムは誤解や勘違いに対して使うため、単なる失敗や無駄な努力にはあまり適用されません。例えば、「ダイエットに失敗した」という場面では適切ではありませんが、「間違った方法でダイエットをしている」という場合には使えます。

 さらに、日常会話では比較的カジュアルな表現として使われることが多いですが、ユーモアを交えて使うことで、指摘がきつくなりすぎるのを防ぐこともできます。例えば、「If you’re looking for your lost keys in the fridge, you’re definitely barking up the wrong tree!(冷蔵庫で鍵を探してるなんて、完全に見当違いだよ!)」のように、軽いジョークとしても用いることができます。

 ビジネスシーンや日常会話のどちらでも使われる便利な表現なので、覚えておくと役立ちます。

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