英語で「説明する」「伝える」を表すとき、よく迷うのが tell と explain です。
どちらも「情報を相手に伝える」意味を持ちますが、文法やニュアンス、使う場面が微妙に異なります。
この記事では、語源・ニュアンス差・文法・誤用例・シーン別の使い分けを丁寧に解説し、自然に使い分けられるコツを紹介します。
tell の意味と特徴 🗣️
tell は「話す、伝える、知らせる」という意味の動詞で、人に情報を伝えることに焦点があります。
他動詞なので、必ず 目的語として人を置く のが基本です。
語源
tell は古英語の tellan(数える、話す)に由来。
元々は「順序を伝える」「計算する」という意味から発展し、情報を順序立てて相手に伝えるイメージが残っています。
例文の説明
She told me the news.
彼女は私にそのニュースを伝えた。
→ 相手(me)に情報を伝える行為が中心。
Please tell him the meeting is canceled.
会議がキャンセルになったことを彼に伝えてください。
→ tell は「誰かに知らせる」ニュアンスで自然。
explain の意味と特徴 📝
explain は「説明する、解説する」という意味で、内容や理由、やり方を詳しく相手に理解させることに焦点があります。
tell と異なり、人の理解を促す行為 が重要です。
語源
explain はラテン語の explanare(平らにする、広げる)に由来。
情報や考えを「平らに広げてわかりやすくする」というニュアンスが現代英語にも残っています。
例文の説明
Can you explain this problem to me?
この問題を私に説明してくれますか?
→ 内容を理解させることが目的。
He explained how to use the software.
彼はそのソフトの使い方を説明した。
→ 理由や手順をわかりやすく伝えるニュアンス。
ニュアンスの違いをさらに詳しく 🌈
✔ tell の特徴
- 相手に情報を伝えることが中心
- 短くても成立する
- 「知らせる」「伝える」という直接的なニュアンス
- 目的語は人(誰に伝えるか)が基本
tell は「言った/伝えた」という行為自体を表すので、細かい理由や手順を伝える必要はない場合に自然です。
✔ explain の特徴
- 内容の理解を促すことが中心
- 詳細や理由、方法などを含む
- 「理解させる」「解説する」というニュアンス
- 目的語は人+内容(to someone / something)が一般的
explain は「相手が理解できるように詳しく話す」ことに重点があります。単に情報を伝えるだけではなく、わかりやすく整理して説明するニュアンスです。
ニュアンス差のイメージ 🔍
- tell = “情報を知らせる”
- explain = “理解させるために解説する”
この違いを意識するだけで、会話や文章がより自然で正確になります。
誤用しやすいポイント ⚠️
❌ × He told me how to solve the problem.
→ 文法的には通じるが、意味としては explain の方が自然。
❌ × Can you explain me the news?
→ explain は「理解させる」が中心なので、目的語は人ではなく「人に to」を付ける必要があります。
正しくは:Can you explain the news to me?
tell と explain は微妙なニュアンスの違いを理解しないまま使うと、会話がぎこちなく聞こえることがあります。
使い分けのコツ 🎯
- 短く情報を伝えたい/知らせたいとき:tell
- 理由や手順、詳細を理解させたいとき:explain
- ビジネスメールでは explain を使うと丁寧かつ明確な印象に
- 日常会話で「~に伝える」というだけなら tell が自然
- 文脈によっては両方使える場合もあるが、理解の深さや丁寧さで選ぶと失敗しにくい
tell は「誰かに知らせる/言う」という直接的行為、explain は「相手が理解できるように解説する」という間接的で丁寧な行為、と覚えておくと簡単です。
まとめ ✨
tell と explain は、どちらも「伝える」を意味しますが、行為の焦点が異なるのが最大の違いです。tell は単に相手に情報を知らせることが中心で、短くても成立する直接的な表現。一方、explain は相手に理解させることが目的で、理由や手順、背景まで整理して伝える丁寧な表現です。
この違いを意識することで、日常会話やビジネスシーン、メールや報告書での文章表現が格段に自然になります。tell を使うと気軽に「伝えた」印象を与えられ、explain を使うと内容をしっかり理解してもらうニュアンスを表現できます。また、両者を混同しないことで、相手に誤解なく情報を届けられるだけでなく、文章や発言の印象も洗練されます。英語の会話や文章で、何を強調したいのか、どこまで理解させたいのかを意識して、tell と explain を使い分けてみてください。
学びを続けるあなたに、さらに力を与えてくれる本があります。
今から勉強始めませんか?
1. 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。 改訂版
【中学3年分の全文法を1冊で総復習できる】
中学生向け参考書3冊の内容を,コンパクトサイズの1冊にまとめました。この1冊で,中学で学習するすべての文法項目を網羅しています。難しい用語を避けた解説とフルカラーのイラストで,超基礎からやさしく学べます。
2. 2026年版 1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リスニング[音声DL付] (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
★Amazon売れ筋ランキング 英語の発音部門で1位獲得!(2025年9月15日調べ)
★大人気YouTubeチャンネル「武田塾チャンネル」内で紹介され話題沸騰!
3. TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC界の絶対バイブル「金フレ」が、新形式に対応して完全改訂。著者のTEX氏が3年かけて吟味、推敲を重ねた「100%の単語帳」。質・内容・コスパ、これ以上のTOEIC単語集はありません!
4. 新装版 即戦力がつくビジネス英会話[音声DL付] (即戦力がつくシリーズ)
ビジネス現場のリアルな英会話を再現したダイアログと、ビジネスに必須の表現を、基本から応用まで、これでもかと丁寧に取り上げています。



コメント