はじめに
英語で「取ってくる」という意味を表す動詞には bring と fetch があり、どちらも「何かをこちらに持ってくる」という意味ですが、使い方やニュアンスに違いがあります。英語学習者は混同しやすいので、正しい使い分けを理解することが大切です。
- bring:話し手のいる場所に「持ってくる」ことを強調
- fetch:取りに行って戻る動作そのものを強調
この記事では、意味と特徴、語源、ニュアンス差、誤用しやすいポイント、使い分けのコツを例文つきで詳しく解説します。
bring / fetch の意味と特徴
bring の意味
bring は「(話し手のいる場所へ)持ってくる」という意味で、方向が話し手中心であることがポイントです。日常会話や文章でも非常に頻繁に使われます。
使用例
Please bring me a glass of water.
(水を一杯持ってきてください)
Can you bring your notes to the meeting?
(会議にノートを持ってきてもらえますか?)
I’ll bring my laptop tomorrow.
(明日、私のノートパソコンを持ってきます)
bring は「誰かがこちらの場所に物を運ぶ」という行為を中心に考える動詞です。
fetch の意味
fetch は「取りに行って持ってくる」という動作全体に焦点があり、特に一度離れた場所から戻ることを強調します。古典的にはややフォーマルで、口語ではあまり日常的に使われませんが、動物(犬が物を持ってくる場面)や文学的表現でよく見られます。
使用例
Could you fetch me a book from the shelf?
(棚から本を取ってきてくれますか?)
The dog fetched the ball.
(犬がボールを取ってきた)
She went to fetch some water from the kitchen.
(彼女は台所から水を汲んできた)
fetch は「取りに行く」動作自体を意識させるので、bring より行動の過程を強調するニュアンスがあります。
語源から見る違い 📚
- bring:古英語 bringan(運ぶ、持ってくる)が語源。話し手中心で方向性のある運搬を表す。
- fetch:古英語 feccean(取ってくる、運ぶ)が語源。取りに行く動作と戻る動作の両方を含む。
語源を見ると、bring は「方向性(こちらに向かう)」、fetch は「動作の全体(取りに行って戻る)」という違いが理解できます。
ニュアンスの違いをさらに詳しく 🌈
bring は話し手視点の「到着」が重要です。誰かがこちらの場所に物を持ってくることを表現する場合、bring が自然です。fetch は動作の「取りに行くプロセス」も含まれるため、物を取りに行くこと自体を強調したいときに使います。
ニュアンス例
- Bring your umbrella with you.
(傘を持ってきて → 到着に焦点) - Can you fetch the umbrella from the closet?
(クローゼットから傘を取ってきて → 取りに行く動作を強調)
文学や物語では fetch の方が重厚な印象を与えることもあります。
誤用しやすいポイント ⚠️
- bring を「取りに行く動作を強調したいとき」に使う → 不自然
- fetch を日常会話で頻繁に使う → 場面によってややフォーマル・古風に聞こえる
- bring は到着中心、fetch は行動過程中心という感覚を混同する
誤用例:
❌ Could you bring a book from the shelf? → 正:Could you fetch a book from the shelf?
❌ The dog brought the ball.(文脈によっては OK だが、動作過程を強調したい場合は fetch が自然)
使い分けのポイント 🎯
bring は「こちらに持ってくること」が主眼なので、話し手の場所や会話の中心に物が到着するイメージで使います。fetch は「取りに行って持ってくる」行動全体を表すため、動作の過程や結果の両方を意識して使います。
例文:
- Bring me the report when you come.
(来たときに報告書を持ってきて → 到着重視) - Could you fetch some milk from the store?
(お店から牛乳を取ってきて → 取りに行く動作強調)
日常会話では bring が圧倒的に多く、fetch は文学的表現や特定の動作描写で効果的に使えます。違いを理解することで、文章も会話もより自然になります。
まとめ ✨
bring と fetch はどちらも「取ってくる」を意味しますが、焦点の置き方に違いがあります。bring は話し手のいる場所に「持ってくる」ことに注目し、fetch は「取りに行く動作全体」に注目します。
誤用を避けるには、bring は日常会話やカジュアルな文章で中心的に使い、fetch は取りに行く動作や文学的な文脈で使うという区別を意識すると自然です。この違いを理解すれば、英語の「持ってくる」表現をより正確に、そしてニュアンス豊かに使い分けることができます。
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