「speak / say / tell」の違い|3つまとめて一記事で理解

英語学習

はじめに

英語の「話す」を表す speak / say / tell は、日本語ではどれも「言う」「話す」と訳されるため混乱しやすい単語です。しかし、3つには明確な役割の違いがあり、話す行為の どの部分に焦点を当てるか によって使い分けが変わります。本記事では、基礎的な意味から微妙なニュアンス、誤用しやすいポイントまで丁寧に整理し、会話でも文章でも自然に使い分けられるようになるための理解を深めていきます。


speak の意味と特徴

speak は「話す」という行為そのものに焦点を当てる単語です。内容より 話す行為・言語能力・形式的な場面 に使われます。

例:
She speaks three languages.
(彼女は3つの言語を話す。)

We will speak at the meeting tomorrow.
(私たちは明日の会議で話します。)

話す相手を直接後ろに置かないのも特徴で、相手が必要な場合は to を使います。
例:He spoke to his boss.(上司と話した。)


say の意味と特徴

say は「言った内容」にフォーカスする単語で、特定の言葉を口にしたかどうかを強調します。
後ろに 言った内容をそのまま続ける のが自然です。

例:
She said, “I’m tired.”
(彼女は「疲れた」と言った。)

内容だけを伝える場合は that 節も使えます。
例:He said that he was busy.

相手を直接置けないため、相手を言いたい場合は to 人 をつけます。
例:She said to me that…(彼女は私に…と言った。)


tell の意味と特徴

tell は「人に情報を伝える」「教える」ことに重点がある単語で、後ろには 必ず人が来る のが大きな特徴です。
tell の基本イメージは「伝達」。

例:
She told me the truth.
(彼女は私に真実を話した。)

He told us to wait.
(彼は私たちに待つように言った。)

内容よりも 誰に伝えたか が重要で、「情報の受け渡し」が中心になります。


ニュアンスの違いをさらに詳しく

speak は「口を使うという行為」自体を表すため、抽象的でフォーマルな響きがあります。会議、スピーチ、言語能力など、状況がきちんとしているほど speak がフィットします。
例:She will speak at the conference.(会議でスピーチする)

say は「その人がどんな言葉を口にしたか」が最重要点で、セリフ・引用・発言の内容を伝えるための単語です。そのため、内容紹介の文章では say が中心になります。
例:He said he was fine.(彼は大丈夫と言った)

tell は「相手に向けて情報を届ける」イメージが強く、具体的な相手が必要。助言・命令・説明の多くは tell を使います。
例:She told me to be careful.(気をつけるように言った)

3つは「行為」「内容」「相手」というフォーカスが異なるため、似ているようでまったく違う場面で使われます。


誤用しやすいポイント ⚠️

内容を言いたいだけのときに tell を使ってしまう

誤:He told that he was tired.
正:He said that he was tired.
→ tell は必ず人が必要。

相手を直接後ろに書いてしまう say の誤用

誤:She said me the truth.
正:She told me the truth.
→ say は言葉、tell は相手。

フォーマルな場面で say を使ってしまう

スピーチや会議では speak のほうが適切。
例:I will speak today.(今日は発表します)


使い分けのポイント

使い分けはシンプルで、「どこに焦点を置くか」で決まります。
まず speak は「話すという行為」を中心に置くため、言語を話す・スピーチをするなど内容より行為の場面に最適です。例として “She speaks French.” や “I will speak at the event.” があり、どれも「何を言ったか」より「話す動作や能力」を伝えています。一方 say は発言内容が主役で、引用や気持ちを言葉で伝えた場面を説明するときに自然です。たとえば “He said he was busy.” は「忙しいと言った」という内容報告になります。tell は相手が中心で、「誰に情報を伝えたか」を示す必要がある場面に用いられます。“She told me the story.” のように情報の受け手が必ず登場し、助言や指示にもよく使われます。

この3つの軸(行為・内容・相手)を意識して例文に当てはめていくと誤用が減り、会話でも文章でも自然な英語に近づきます。


まとめ ✨

speak / say / tell の違いは、単語ごとに「どこに焦点があるか」で明確に分かれています。speak は話すという行為そのものに注目し、場面のフォーマルさや言語能力にも使われる抽象度の高い表現です。一方 say はその人が口にした具体的な言葉や内容に焦点を置き、引用や発言内容の報告で中心的な役割を果たします。そして tell は「誰に情報を伝えたか」が重視され、人を目的語として必ず伴う点で他の2つと大きく異なります。

これらの特徴を理解していれば、状況に応じて自然な単語を選びやすくなり、会話でも文章でもニュアンスの誤解を避けられます。特に学習者が間違えやすいのは say と tell の区別ですが、内容を伝えたいのか、相手への伝達が重要なのかを見極めれば迷いにくくなります。さらに、フォーマルな場面やスピーチでは speak を使うことで適切なトーンが保たれます。これらの違いを日常の英語に取り入れていくことで、伝えたいことがより正確に、より自然に表現できるようになります。

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