始めに
もうすぐ夏休み。やってきましたね、あの季節。逃げることは出来ません。そうです! 王道、夏休みの宿題と言えば読書感想文です! もう、時代はChatGPTが台頭してきて、人間が馬鹿正直に、頭抱えて書くことはなくなるでしょう。いずれ、廃れる文化だと思います。が、まだ早い。夏の宿題、とりわけ頭を抱える課題と言えば「読書感想文」ですよ。これは、抗いきれません。
今回の記事のターゲットは、読書感想文でお困りのあなたです!
学校の先生様もこの多様性の時代に、正解のない読書感想文に、口出しは難しい気がします。なら、この記事でこれから書くことをちょっと真似? 意識してみて下さい。そんな大層なことを書けるのか、それはまだ分かりませんが、私は悪くないアプローチだと思います。
8月31日は一年で一番勉強する日
安易に想像ができるッ!!
あらすじを書くのはやめよう
書き出しは作品のあらすじからの、〇〇がよかった。○○に感動した。
これはつまらない読書感想文の書き方ですよね。そもそも、あらすじなんて必要ないと思いませんか? 知っているし! じゃなくて先生が聞きたいことは、「で、君はどう思ったのよ」ですよね。
結局、あらすじを書くというのは、原稿用紙4枚以上とかいう縛りに対して、できるだけ文字数を稼ごうという書き手側の魂胆が丸見えなのです。って、こう書きましたが、かく言う私も、書かされていた時代はマジで何を書けばいいのか分からなくて、このパターンでなんとか粘っていましたww
読書感想文をうまく魅せるコツ
ファンレターだと思って書いてみよう
私の考える読書感想文です。これだと思います。ファンレターを書く。……いやいや、いったい何を言っているのかって!? まあ聞いて下さい。やっぱりそれに尽きるのですよ。しかも定性的でOK。とにかくどこが好きで、よかった、を熱い熱量をもって書けばいいのです。
だって、友人と、飲み会で、好きな映画やドラマ、マンガの感想を語る時に、大層なこともしないでしょう。ただ、この感動を伝えあう、それだけでOKなのですよ!
いろいろな視点で物事を捉えてみよう
本は、意外と訓練です。いきなり読書感想文っていうのは、それはなかなかハードなお題目なわけです。それが突然、夏の浮かれた時期に書いてこいなんて言われるとウッ! と拒絶反応がでるわけです。なので上記したように、軽い気持ち、ファンレターのような手法で書けばいいんです。安心してください、正解はありません!
わけわからんかった。って読書感想文があってよい
なぜ、わけわからんかったか、それを表現できるかが大事
と、私は思っています。大人になってよく言われますが、自分の言葉で話すことが大事!
誰かのマネはしない方がいい。
少しズレました。とにかくあらすじばっかりの読書感想文はお断りという話。
なぜその場面を読んで、面白い、楽しい、悲しいって思ったのか?
自分が主人公だったら、その場面でどうするのか? その結果どういう結末になったのか?
主人公に焦点を充てなくても、そこの村人Aに自分を重ねてみたり?
本のページ数が多い少ないことや、読むのにかかった時間に対しての感想だったり?
色々な視点で、その本のことを考えたらいいのです。面白い本を読めば、おのずと溢れてくると思います。あとは、それを、君の言葉で紡げばいい。それで完成です。きっと、いい読書感想文が仕上がるはずです。
ひろゆき氏がよく言っていましたよね「それってあなたの感想ですよね」そう、それが聞きたいわけですよ。自分の言葉で、感想を書いていれば、もう、それでOK。私はそう思います。
面白い本をセレクトしよう
とは言いましが、ではいったいどうして読書感想文が書けないのでしょうか。それは、まぁ、あまり言いたくないですけど、課題図書とか、あんまし共感できないし、つまらないんですよ。
ようは、本がつまらなければ書けません! だって、そうじゃないでしょうか。ファンじゃないし、感想? 別に、特にこれと言ったことは……そうだと思いますよ。だから、読む図書を選べるのであれば古典じゃなくて、あなたが面白いと思う本がいいです。
課題図書がつまらなかったら
ですが、この本つまらない。感想が出ない。溢れてこない……では、どうする。
まずは、その本を少しずつ読むことから始めましょう。読んでいて面白くない本は結局、気づいたらどんどん流し読みになっていき、余計に訳が分からなくなっていきがちです。今日はここまで、なんて区切りながら、きちんと文章を理解して読み進めてください。
次は、本の好きなところを見つけることができるかです。これは、人のいいところを探すことと似ています。誰にだって、いいところの1つや2つ、いやもっともっとあるはずです。たとえば課題図書となった本が総じてつまらなくても、琴線に触れるところがあるはずです。
読書感想文を書く時に備えて
準備期間に何をするかです。
まずは薄くて、面白いと評判の本から読んでみましょう。そして、少しでもいいので自分がどう思ったか、友達にどうやってこの本の面白いところを紹介するか考えてみましょう。作者にファンレターを書いてみるのもいいかもしれません。近道はありませんがきっとあなたの表現の地力になりますよ。
と、書きましたがね、そもそも私は読書こそ最強のリベラルアーツだと考えています。読んで、損はないです。なのでね、読書感想文の為に、なんてつまらないことを言わないで、一緒に本を読みましょう。
ここからはじめましょう! ブログの「ホーム」でも書いていますが、このブログで紹介している小説はすべていい本です。しかも、私なりにですが考察もあります。たしかに、読書感想文という態はとっていませんが、なかなかいいピックアップだという自負があります。
読書感想文の書き方、少しは参考になったでしょうか。これで終わります。
ぜひ、あなたの読書感想文が読みたい。それではまた!
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