この記事では、冬用タイヤチェーンを付ける必要が生じたそんなあなたに、タイヤチェーンの種類はあれども、これだけは押さえておきたいポイントを記事にしています。
取り付ける前の準備
タイヤチェーンを付ける場合、大抵は雪道で動けなくなったとか、高速道路で冬用タイヤ規制区間を走行する必要が出たとか、そんな予期していない時に必要になります。タイヤチェーン装着は難しい作業ではありません。しっかりと落ち着いて作業してください。
■車の停車位置について
現場でチェーンを取り付ける時は、路面状況が雪や凍結等で悪いことが想定されます。チェーン脱着上や駐車場などの平坦なところに車を置き、装着作業を行うようにしてください。
■装備について
防寒着、スコップ、手袋(軍手)ぐらいがあると楽に作業が進められます。特に指先は冷えるので軍手は必須と言ってもいいかもしれません。
■注意点
車の駆動方式を確認してください。FFやFFベース4WDはフロントタイヤ、FRやFRベース4WDはリアタイヤにチェーンを装着してください。前輪、後輪間違えてチェーンを付けても意味がありません。
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チェーン装着について
まず、チェーンを取り出し、きちんとに広げます。広げる向きはタイヤの外側、内側がどちらになるか確認し広げてください。広げた後は、チェーンにねじれ等が生じていないか確認してください。取付前にねじれを解消しておくことで取り付け作業がスムーズに行えます。
次に、タイヤホイールを外します。ホイールキャップに傷がつかないように注意してください。ホイールはタイヤにハマっているだけですので、引っ張ったら外れます。意外と力が必要ですが、それが普通なので引っ張って外しましょう。
タイヤチェーンの装着は種類によって違いますが、共通して言えることは、ハンドルを切って、タイヤを半分、外に出した方が装着しやすいです。また、チェーンが余ることがありますが、余ったチェーンをそのままにしておくと、車を傷つけてしまうので必ず余りはタイヤチェーンに巻き付けるなどの対応をしてください。
チェーンの装着については各商品の手順書をご確認ください。参考までにですが、今回上記のチェーンの装着後はこのようになります。
装着完了後は、ゆっくり200m程度走行し、余ったチェーンがボディに当たっていないか、チェーンがどこか緩んでいないか等、異常がないかどうかを必ず確認してください。確認は一度停車し、目視してください。
最後に
今回は、簡単ですがチェーン装着の心得について記事にしました。作業を行う必要があるときは、きっと大雪が降っていることと思います。一つ一つ丁寧に行うことは面倒かもしれませんが、その作業があなたやあなたの大切な人の命を守ることに繋がります。最初にも記載しましたが、しっかりと落ち着いて作業してください。
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