water under the bridge の意味とは?
water under the bridge は、「過ぎたこと」「もう気にしなくてよいこと」という意味を持つ英語の慣用句です。過去に起きた出来事やトラブルが、すでに解決済みであったり、許されていたり、もはや重要ではなくなっている状況を表します。
英語では、人間関係の修復・誤解の解消・過去の失敗の整理など、感情的なわだかまりを手放す場面でよく使われます。特に、ネガティブな出来事を「もう終わったこと」として前向きに捉えるニュアンスが強く、会話の雰囲気を柔らかくする効果があります。
日本語の「水に流す」に非常に近い表現で、文化的にも似た感覚を持っています。
water under the bridge の例文
過去のトラブルを手放す場面
It’s all water under the bridge now. Let’s move on.
(それはもう過ぎたことだよ。前に進もう。)
最も典型的な使い方です。英語では、過去の出来事を引きずらずに前向きに進む姿勢を示すときに自然に使われます。
謝罪を受け入れる場面
Don’t worry about what happened last week — it’s water under the bridge.
(先週のことは気にしないで。もう過ぎたことだよ。)
相手を安心させたいときに使われる優しい表現です。
誤解が解消された場面
We talked it out, and now it’s water under the bridge.
(話し合って、もうその件は過ぎたことになった。)
英語では、感情的な問題が解決した後にこの表現がよく登場します。
過去の失敗を振り返らない場面
My mistakes from last year are water under the bridge. I’m focusing on the future.
(去年の失敗はもう過ぎたこと。今は未来に集中している。)
自己成長や前向きな姿勢を示すときにも使えます。
water under the bridge の語源
water under the bridge は、川の水が橋の下を流れ去る様子に由来します。一度流れた水は二度と同じ場所に戻らないため、「過ぎ去ったこと」「取り返しのつかないこと」を象徴する比喩として使われるようになりました。
川の流れは常に新しい水を運び、古い水は過去のものとなります。この自然現象が、「過去の出来事も同じように流れていく」という考え方につながり、現在の意味が生まれました。
イラストでは、古い石橋の下を穏やかに水が流れ去る様子が描かれています。これは、過去の出来事が時の流れとともに薄れていくイメージを象徴しています。

類義語とその違い
Let bygones be bygones(過去のことは水に流す)
water under the bridge とほぼ同じ意味ですが、より「許す」というニュアンスが強い表現です。
What’s done is done(過ぎたことは過ぎたこと)
より事実を淡々と述べる表現で、感情的な和解のニュアンスは弱めです。
Move on(前に進む)
過去を手放して未来に進むことを強調する表現です。
Forget about it(忘れよう)
カジュアルで、相手を慰めたり励ましたりするときに使われます。
使い方のポイント
過去のトラブルや誤解を許す文脈で使う
water under the bridge は、特に人間関係の修復や和解の場面でよく使われます。英語では、感情的なわだかまりを解消し、前向きな姿勢を示すときに自然に登場します。
カジュアルな会話に適している
フォーマルな場面ではあまり使われません。友人・家族・同僚との気軽な会話で使うのが一般的です。
ネガティブな感情が解消されたことを暗示する
この表現を使うことで、「もう怒っていない」「気にしていない」というメッセージを柔らかく伝えることができます。
相手が本当に納得しているか確認が必要
water under the bridge を使うときは、相手が本当にその問題を手放しているかどうかを確認することが大切です。英語でも、表面上だけの和解は誤解を生む可能性があります。
誤用しやすいポイント
まだ問題が解決していないのに使うのはNG
相手が怒っている状態で「It’s water under the bridge」と言うと、軽視しているように聞こえることがあります。
フォーマルなビジネス文書には不向き
ビジネスメールや公式文書では、より中立的な表現(e.g., “The issue has been resolved.”)を使うほうが適切です。
過去の重大な問題には使わない
深刻な事件や大きな損害に対して使うと不適切に聞こえる場合があります。
ネイティブが使う場面
- 友人同士のケンカの後
- 恋人同士の誤解が解けたとき
- 家族間の小さなトラブル
- 職場での軽いミスや誤解の解消
- 昔の失敗を笑い話にするとき
英語では、感情のしこりを柔らかく解消するための「優しい表現」として使われることが多いです。
会話例(短い対話形式)
A: I’m really sorry about what I said yesterday.
B: Don’t worry. It’s water under the bridge.
(A:昨日の発言、本当にごめん。 B:気にしないで。もう過ぎたことだよ。)
A: Are we okay now?
B: Yeah, it’s all water under the bridge.
(A:もう大丈夫? B:うん、全部もう過ぎたことだよ。)
追加例文(理解を深めるための応用)
1. After our long talk, everything became water under the bridge.
(長い話し合いの後、すべてが過ぎたことになった。)
2. Don’t bring that up again — it’s water under the bridge.
(その話はもう持ち出さないで。過ぎたことなんだから。)
3. We had some disagreements, but it’s water under the bridge now.
(意見の食い違いはあったけど、今はもう過ぎたことだ。)
4. For him, the whole incident is water under the bridge.
(彼にとって、その出来事はもう過ぎたことだ。)
5. Let’s treat it as water under the bridge and start fresh.
(それは水に流して、新しく始めよう。)
6. She said the argument was water under the bridge, but she still seemed upset.
(彼女は「もう過ぎたこと」と言ったが、まだ怒っているように見えた。)
7. It took time, but eventually it became water under the bridge.
(時間はかかったが、最終的には過ぎたことになった。)
まとめ
- water under the bridge は「過ぎたこと」「もう気にしなくてよいこと」という意味の慣用句
- 語源は「橋の下を流れ去る水」=「戻らない過去」から来ている
- 人間関係の修復や誤解の解消に使われる
- カジュアルな会話で自然に使えるが、フォーマルな場面には不向き
- 類義語には let bygones be bygones、move on などがある
water under the bridge は、英語で「過去を手放す」ことを優しく表現できる便利なフレーズです。人間関係を円滑にするためにも、ぜひ会話の中で活用してみてください。

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