spring up の意味とは?
spring up は、「突然現れる」「急に発生する」「急成長する」という意味を持つ句動詞です。何かが予兆もなく、あるいは非常に短い時間で姿を現すときに使われます。
日本語にすると、
- 突然出現する
- 急に生まれる
- 一気に広がる
- 自然に湧き上がる
といったニュアンスに近い表現です。
spring up は、物理的なもの(建物・植物)にも、抽象的なもの(感情・アイデア・流行)にも使える柔軟な表現で、英語圏では日常会話からニュース記事まで幅広く登場します。
spring up の例文
(物や建物が)突然現れる・急に出現する
New coffee shops are springing up all over the city.
(新しいカフェが街中に次々とできている。)
都市開発や店舗の増加など、目に見える変化を表すときに自然な表現です。「気づいたら増えていた」というニュアンスが強いです。
(活動・運動が)急に始まる
A new trend has sprung up among teenagers.
(新しいトレンドが若者の間で急に生まれた。)
社会現象・文化・流行など、目に見えない動きが急に広がるときに使われます。
(植物が)急に成長する・芽を出す
Wildflowers spring up in the fields after the rain.
(雨の後、野の花が一斉に芽を出す。)
自然現象を描写するときに非常に相性が良い表現です。植物が「パッ」と芽を出すイメージが spring up にぴったりです。
(感情や考えが)突然湧き上がる
Doubts began to spring up in his mind.
(彼の心に疑念が湧き始めた。)
感情・疑念・アイデアなど、内面的な変化にも使えます。突然心に浮かぶイメージです。
語源とイメージ
spring は古英語の “springan” に由来し、「跳ねる」「弾ける」「湧き出る」という意味を持っていました。さらにゲルマン語圏では「水が湧く」「急に動く」という概念と結びついており、そこから「突然起こる」「急に現れる」という意味が発展しました。
spring up の “up” は「上方向への動き」を強調し、地面から芽が飛び出すようなイメージを作ります。
つまり、spring up は
- 下から上へ
- 内側から外へ
- 突然・勢いよく
という動きを含んだ表現です。
イラストでは、地面から突然芽を出す植物、急に建設される高層ビル、そして頭上でひらめく電球が描かれています。これらはすべて「突然現れる」「急に発生する」という spring up の本質的なイメージを視覚的に表現しています。

類義語とニュアンスの違い
emerge(現れる、出現する)
spring up よりフォーマルで、ゆっくり姿を現すニュアンスがあります。
arise(発生する、生じる)
問題・状況・課題などが発生するときに使われることが多く、抽象的な文脈で使われます。
pop up(突然現れる)
カジュアルで、視覚的に「ポンッ」と出るイメージ。spring up より軽い表現です。
sprout(芽を出す、成長する)
植物やアイデアの成長に特化した表現で、spring up と似ていますが「成長」のニュアンスが強めです。
これらと比べると、spring up は「自然発生的に、突然現れる」というニュアンスが最も強い表現です。
使い方のポイント
突然性・自発性がポイント
spring up は「誰かが意図的に作った」というより、「自然に発生した」「気づいたら現れていた」というニュアンスが強いです。
自然現象・ビジネス・文化など幅広く使える
植物、建物、流行、感情、アイデアなど、さまざまな対象に使える柔軟な表現です。
文脈によって時制が変わる
- spring up(現在形)…一般的な事実や習慣
- springing up(進行形)…今まさに増えている状況
- sprang up(過去形)…突然現れた過去の出来事
- sprung up(過去分詞)…すでに現れて広がった状態
例:A feeling of excitement sprang up among the crowd.
(群衆の中に興奮が湧き上がった。)
誤用しやすいポイント
「作られる」ではなく「自然に現れる」
spring up は「自然発生的に現れる」ニュアンスがあるため、意図的に建設されたものには不自然な場合があります。
❌ The company sprang up a new office.
(会社がオフィスを建てた → spring up は不自然)
⭕ A new office sprang up downtown.
(新しいオフィスが downtown に突然現れた → 自然)
深刻な問題にはあまり使わない
spring up は比較的ポジティブまたは中立的な表現で、深刻な問題には arise や emerge のほうが適切です。
物理的な「跳ねる」と混同しない
spring には「跳ねる」という意味もありますが、spring up は比喩的な表現として使われます。
ネイティブが使う場面
- 都市開発で新しい店が増えているとき
- 新しい流行や文化が広がるとき
- 自然の中で植物が一斉に芽を出すとき
- 感情やアイデアが突然湧き上がるとき
- 新しいビジネスが急に増えるとき
会話例(少し長め)
A: Have you noticed how many new cafés are opening lately?
B: Yeah, they’re springing up everywhere.
A: It feels like a new one appears every week.
B: The city is definitely changing fast.
日本語訳:
A:最近、新しいカフェがめちゃくちゃ増えてるの気づいた?
B:うん、あちこちに突然できてるよね。
A:毎週のように新しい店が現れてる気がする。
B:街の変化がほんとに早いよね。
追加例文
1. Small tech startups are springing up across the region.
(小さなテック系スタートアップが地域中に次々と生まれている。)
2. New ideas sprang up during the brainstorming session.
(ブレインストーミング中に新しいアイデアが次々と湧いた。)
3. After the festival was announced, excitement sprang up among the locals.
(フェスの開催が発表されると、地元の人々の間に興奮が広がった。)
まとめ
- spring up は「突然現れる」「急に発生する」「急成長する」という意味の句動詞
- 自然発生的で、予兆なく現れるニュアンスが強い
- 建物・流行・植物・感情など幅広い対象に使える
- 類義語には emerge / arise / pop up / sprout などがある
- 意図的に作られたものには不自然な場合があるため注意
spring up は、英語で「突然の出現」や「急な広がり」を表現するのに非常に便利なフレーズです。自然現象からビジネス、文化まで幅広く使えるため、覚えておくと表現の幅がぐっと広がります。
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