break up の意味とは?
break up は、英語の中でも特に意味の幅が広い句動詞で、恋愛関係の終わりからグループの解散、学校の休暇入り、通信の途切れ、さらには「解散させる」という能動的な意味まで持つ多用途な表現です。
日本語にすると、
- 別れる・破局する
- 解散する
- 休みに入る
- 解散させる
- 音声・電波が途切れる
といったニュアンスになります。
break(壊す)+ up(完全に)という組み合わせから、「完全にバラバラになる」「まとまりが崩れる」というイメージが根底にあります。そこから、恋愛関係・集団・音声など、さまざまなものが「壊れる」「分かれる」状況に使われるようになりました。
break up の例文
(恋人・夫婦が)別れる、破局する
They broke up after five years of dating.
(彼らは5年の交際の後、別れた。)
恋愛関係の終わりを表す最も一般的な使い方です。感情的なニュアンスが強く、日常会話でも頻繁に登場します。
(グループ・集まりが)解散する
The band broke up after their last tour.
(そのバンドは最後のツアーの後、解散した。)
バンド、チーム、プロジェクトなど、まとまりのある集団が終わるときに使われます。
(学校が)休みに入る
Schools break up for summer in July.
(学校は7月に夏休みに入る。)
イギリス英語でよく使われる表現で、「学期が終わる」「休みに入る」という意味です。
(ケンカ・デモなどを)解散させる
The police broke up the fight.
(警察がケンカを止めた。)
「解散させる」「止める」という能動的な意味で、主語が行動を起こす点が特徴です。
(電波・音声などが)途切れる
You’re breaking up. Can you repeat that?
(声が途切れています。もう一度言ってもらえますか?)
電話やオンライン会議でよく使われる表現で、「音が途切れて聞こえない」という意味です。
語源とイメージ
break は「壊す」「分ける」、up は「完全に」「バラバラに」という意味を持ちます。組み合わさることで、
- まとまりが完全に壊れる
- 一つだったものが分解される
- 関係や集団がバラバラになる
というイメージが生まれます。
恋愛関係が壊れるとき、バンドが解散するとき、会議が終わるとき、音声が途切れるときなど、すべて「まとまりが崩れる」という共通のイメージで理解できます。
イラストでは、中央の赤いハートがひび割れてバラバラになっており、恋愛関係の破局を象徴しています。背景はシンプルで、ハートの破壊と「break up」の文字が際立つデザインになっています。

類義語とニュアンスの違い
(別れる)
- split up: break up とほぼ同じだが、ややカジュアル
- end a relationship: よりフォーマルで説明的
break up は最も一般的で自然な表現です。
(解散する)
- disband: バンド・組織などの正式な解散
- dissolve: 会社・政府組織などの解散
break up はより口語的で幅広い対象に使えます。
(解散させる)
- disperse: 散らす、追い払う(デモ隊など)
- stop: 一般的な「止める」
break up は「集団をバラバラにする」というニュアンスが強いです。
(音が途切れる)
- cut out: 完全に音が消える
- lose connection: 通信が切れる
break up は「断続的に途切れる」状態を表します。
使い方のポイント
「break up with + 人」で「〜と別れる」
She broke up with her boyfriend.
(彼女は彼氏と別れた。)
恋愛関係の終わりを表すときは、この形が最も自然です。
「break up」単体で「解散する」「終わる」
The meeting broke up early.
(会議は早めに終わった。)
集まりが自然に終わるときに使われます。
「break up + 物/集団」で「解散させる」
The police broke up the protest.
(警察が抗議デモを解散させた。)
主語が能動的に行動している点がポイントです。
音声の「途切れる」は現在進行形が多い
You’re breaking up.
(声が途切れてるよ。)
リアルタイムの状況を表すため、進行形が自然です。
誤用しやすいポイント
「break down」と混同しない
break down は「故障する」「感情が崩れる」など別の意味です。
「break off」とも違う
break off は「突然やめる」「関係を断つ」というニュアンスで、break up より意図的で急な印象があります。
恋愛以外にも幅広く使える
break up は恋愛だけの表現ではなく、学校・会議・通信など多くの場面で使われます。
ネイティブが使う場面
- 恋人と別れたとき
- バンドやチームが解散したとき
- 学校が休みに入るとき(特に英英)
- 警察が集団を解散させるとき
- 電話やオンライン会議で音が途切れるとき
会話例(少し長め)
A: Did you hear about Sarah and Tom?
B: No, what happened?
A: They broke up last week. It was mutual, though.
B: Wow… I thought they were doing fine.
日本語訳:
A:サラとトムのこと聞いた?
B:え、何があったの?
A:先週別れたんだって。でもお互い納得してのことらしいよ。
B:そうなんだ…うまくいってると思ってたのに。
追加例文
1. The crowd broke up after the concert ended.
(コンサートが終わると、群衆は自然に解散した。)
2. We usually break up for winter vacation in December.
(私たちは通常12月に冬休みに入る。)
3. Sorry, you’re breaking up. I can’t hear you clearly.
(ごめん、声が途切れてる。よく聞こえない。)
まとめ
- break up は「別れる」「解散する」「休みに入る」「解散させる」「途切れる」など多義的な句動詞
- 恋愛だけでなく、学校・会議・通信など幅広い場面で使える
- break up with + 人 で「〜と別れる」
- 語源は「完全に壊す」「バラバラにする」というイメージ
- 音声の途切れには現在進行形が自然
break up は、英語の中でも特に使用頻度が高く、日常会話からビジネス、学校生活まで幅広く使える便利な表現です。意味の幅を理解しておくと、英語の表現力がぐっと広がります。
学びを続けるあなたに、さらに力を与えてくれる本があります。
今から勉強始めませんか?
1. 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。 改訂版
【中学3年分の全文法を1冊で総復習できる】
中学生向け参考書3冊の内容を,コンパクトサイズの1冊にまとめました。この1冊で,中学で学習するすべての文法項目を網羅しています。難しい用語を避けた解説とフルカラーのイラストで,超基礎からやさしく学べます。
2. 2026年版 1カ月で攻略! 大学入学共通テスト英語リスニング[音声DL付] (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
★Amazon売れ筋ランキング 英語の発音部門で1位獲得!(2025年9月15日調べ)
★大人気YouTubeチャンネル「武田塾チャンネル」内で紹介され話題沸騰!
3. TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC界の絶対バイブル「金フレ」が、新形式に対応して完全改訂。著者のTEX氏が3年かけて吟味、推敲を重ねた「100%の単語帳」。質・内容・コスパ、これ以上のTOEIC単語集はありません!
4. 新装版 即戦力がつくビジネス英会話[音声DL付] (即戦力がつくシリーズ)
ビジネス現場のリアルな英会話を再現したダイアログと、ビジネスに必須の表現を、基本から応用まで、これでもかと丁寧に取り上げています。



コメント