✅ get by の意味とは?《例文・語源・使い方を徹底解説》

英語学習

get by の意味とは?

get by は、「困難な状況の中で何とかやっていく」「最低限の能力や資源で切り抜ける」「障害物を通り抜ける」という意味を持つ英語の句動詞です。

日本語にすると、

  • 何とかやりくりする
  • 最低限で切り抜ける
  • ギリギリで生活する
  • 通り抜ける

といったニュアンスになります。

get by は、英語圏で非常に日常的に使われる表現で、生活・仕事・旅行・人間関係など、幅広い場面で登場します。特に「苦しい状況でも前に進む」という前向きなニュアンスが含まれているのが特徴です。

get by の例文

(困難な状況で)何とかやりくりする

I can get by on a small salary.

(少ない給料でも何とかやっていける。)

収入が少なくても、工夫して生活できるという意味です。経済的な文脈でよく使われます。

最低限の能力で切り抜ける

I can get by in English when I travel.

(旅行中は最低限の英語で何とかなる。)

「流暢ではないけれど、必要最低限はできる」というニュアンスです。語学の話題でよく使われます。

(障害物や人を)通り抜ける

Excuse me, can I get by?

(すみません、通ってもいいですか?)

混雑した場所で「ちょっと通してもらえますか?」という意味で使われます。物理的な「通り抜ける」という意味です。

語源とイメージ

get は「得る」「到達する」「進む」という意味を持つ動詞です。by は「そばを通り抜けて」「かろうじて」「ぎりぎりで」というニュアンスを持つ前置詞です。

この2つが組み合わさることで、

  • 困難のそばを通り抜ける
  • 障害物の間をすり抜ける
  • ギリギリの状態で前に進む

というイメージが生まれます。

つまり、get by は「困難の中でも前に進む」「苦しい状況でも何とかやっていく」という意味に発展しました。

イラストでは、人物が2つの大きな障害物の間の狭い隙間を苦労して通り抜けています。これは「困難な状況を何とか乗り越える」という get by の語源的イメージを視覚化したものです。




類義語とニュアンスの違い

何とかやりくりする系

  • manage: 何とかやる、やり遂げる(ややフォーマル)
  • survive: 生き延びる、切り抜ける(深刻な状況にも使える)
  • make do: あるもので間に合わせる(工夫してやる)

get by は「最低限で何とかする」というニュアンスが最も強い表現です。

通り抜ける系

  • pass through: 通り抜ける(中立的)
  • squeeze past: すり抜ける(狭い場所を通る)
  • move past: 通り過ぎる(物理的な動き)

get by は「人混みの中を通る」「ちょっと通してもらう」というカジュアルな場面でよく使われます。

使い方のポイント

困難な状況で使うのが基本

get by は「余裕がある」状況では使いません。あくまで「ギリギリ」「最低限」「何とか」というニュアンスです。

例:We don’t have much money, but we’ll get by.
(お金はあまりないけど、何とかやっていけるよ。)

最低限の能力・資源でOK

語学・スキル・お金など、最低限のものがあれば「何とかなる」という意味で使われます。

例:I’m not fluent, but I can get by in French.
(流暢ではないけど、フランス語で何とか通じる。)

ビジネスでは manage や cope のほうがフォーマル

get by はカジュアルなので、ビジネスメールや正式な文書では manage や cope を使うほうが自然です。

物理的な「通り抜ける」にも使える

混雑した場所で「ちょっと通してもらえますか?」と言いたいときに便利です。

例:Excuse me, can I get by?
(すみません、通ってもいいですか?)

誤用しやすいポイント

「余裕でできる」という意味ではない

get by は「ギリギリ」「最低限」であることが前提です。

「成功する」という意味ではない

成功する → succeed
何とかやる → get by

フォーマルな場面では避けることも

ビジネスの正式な文書では、より丁寧な表現を使うほうが適切です。

ネイティブが使う場面

  • 収入が少ないけれど生活できているとき
  • 語学が完璧でなくても旅行で何とかなるとき
  • 混雑した場所で通り抜けたいとき
  • 困難な状況でも前向きに生きているとき
  • 最低限のスキルで仕事をこなしているとき

会話例(少し長め)

A: How’s life in your new city?
B: It’s been tough, but I’m getting by.
A: What’s the hardest part?
B: Probably the cost of living, but I’m managing somehow.

日本語訳:
A:新しい街での生活はどう?
B:大変だけど、何とかやってるよ。
A:一番大変なのは?
B:生活費かな。でもまあ、何とかやりくりしてるよ。

追加例文

1. Even with all the challenges, they managed to get by.
(いろいろな困難があっても、彼らは何とかやっていけた。)

2. I don’t know much about computers, but I can get by.
(コンピューターについて詳しくないけど、最低限は何とかなる。)

3. The hallway was crowded, but I managed to get by.
(廊下は混んでいたが、何とか通り抜けることができた。)

まとめ

  • get by は「何とかやりくりする」「最低限で切り抜ける」「通り抜ける」という意味の句動詞
  • 困難な状況で使うのが基本で、「ギリギリ」「最低限」というニュアンスが強い
  • 語学・お金・スキルなど、限られた条件で何とかする場面に最適
  • 物理的な「通り抜ける」という意味でも使える
  • フォーマルな場面では manage や cope を使うほうが自然

get by は、英語で「何とかやっていく」という前向きな姿勢を表すのにぴったりの表現です。日常会話でも旅行でも使える便利なフレーズなので、ぜひ覚えておくと役立ちます。

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