意味について
give A cheek は、主にイギリス英語で 「A(人)に生意気な口をきく」「反抗的な態度を取る」 という意味です。特に子どもが親や教師など目上の人に対して、失礼な口の利き方をしたり、反抗的な態度を取るときに使われます。
Don’t give me cheek!
(生意気な口をきくな!)
語源について
「cheek」はもともと「頬」を意味しますが、「厚かましさ」「生意気さ」 という意味でも使われます。この意味での「cheek」は19世紀ごろから使われるようになりました。「give A cheek」は「Aに向かって厚かましい態度を取る」というニュアンスから生まれた表現です。
19世紀頃から使われるようになりました。特に子どもが親や教師など目上の人に対して反抗的な態度を取る場面でよく使われます。少年が紳士に向かって生意気に話しており、この表現の語源を視覚的に表しています。

類義語
talk back to A(Aに口答えする)
「目上の人に対して言い返す」ことを指します。特に親や教師に対して反論する場面でよく使われ、アメリカ英語で一般的です。
Don’t talk back to your father!
(お父さんに口答えするな!)
be cheeky to A(Aに生意気な態度を取る)
「cheeky」は「ずうずうしい」「生意気」という意味があり、単なる反抗的な態度だけでなく、軽くふざけた無礼さを含むこともあります。特に子どもが大人に対して少しからかうような態度を取る場面で使われます。
That boy is always cheeky to his teachers.
(あの男の子はいつも先生に生意気な態度を取る。)
sass A(Aに生意気な口をきく)【主に米・口語】
「sass」は「sassy(生意気な)」の動詞形で、主にアメリカ英語の口語表現です。特に子どもが親や教師に対して反抗的な口をきくときに使われます。
He got in trouble for sassing the principal.
(彼は校長先生に生意気な口をきいて怒られた。)
使い方のポイント
主にイギリス英語で使われます。アメリカ英語では「talk back」や「sass」が一般的です。カジュアルな口語表現で友人同士や親子の会話でよく使われますがが、フォーマルな場では適しません。
「cheek」単体でも「生意気な態度」の意味があります。
イギリス英語圏の映画やドラマでよく聞く表現なので、覚えておくと便利なイディオムです!
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