意味について
once in a blue moon は、「ごく稀に」や「非常にまれに」という意味のイディオムです。
He only visits his hometown once in a blue moon.
(彼が故郷に帰るのはごく稀です。)
語源について
「青い月(blue moon)」は、実際には月が青く見える現象ではなく、ひと月に2回満月が現れる珍しい現象のことを指します。このことから、「めったに起こらないこと」を表す表現として使われるようになりました。
青く輝く月が夜空に浮かび、幻想的な雰囲気が広がっています。実際の「blue moon」は、ひと月に2回満月が現れる珍しい現象のことで、月が物理的に青くなるわけではありません。しかし、このイディオムが「非常にまれ」という意味になった背景を視覚的に印象づけるため、あえて青い月を描いています。珍しさや神秘的な雰囲気が伝わる一枚です。

類義語
「once in a blue moon」は、以下の表現と比べてややカジュアルで、日常会話でよく使われるのが特徴です。
rarely(めったに~ない)
頻度が非常に低いという意味で、比較的フォーマルな文脈でも使えます。
I rarely go to the movies these days.
(私は最近、映画に行くことはめったにありません。)
hardly ever(ほとんど~しない)
「rarely」よりもさらに強い否定のニュアンスがあります。
He hardly ever gets angry.
(彼が怒ることはほとんどありません。)
few and far between(非常にまれである)
出来事が「ぽつぽつと散発的にしか起きない」イメージが強く、フォーマルな場面でも用いられます。
Opportunities like this are few and far between.
(このような機会はめったにありません。)
使い方のポイント
「once in a blue moon」は、文中や文末に置くのが一般的です。会話では、強調のために間を取って言うこともあります。また、頻度を表す副詞表現なので、主に現在形や現在完了形とともに使われることが多いです。
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