close but no cigar の意味とは? 例文&イラスト付き意味解説

英語学習

意味について

 「Close but no cigar」は、目標に非常に近づいたが、最終的には成功しなかったことを意味します。つまり、「もう少しで達成できたのに、結局はできなかった」というニュアンスです。例えば、クイズで正解に近い答えを出したが、完全には正解でなかった場合などに使われます。 

He almost won the race, but close but no cigar.

(彼はレースでほぼ勝ちそうでしたが、惜しくも届きませんでした。)

語源について

 この表現の語源には諸説ありますが、昔のアメリカのカーニバルでは、ゲームの景品として葉巻(cigar)が贈られていました。参加者が目標に近づいたものの、最終的に成功しなかった場合、「close, but no cigar」と言われたことが由来とされています。 

 この画像は「close but no cigar」の語源をイメージしています。画像では、男性が的にボールを投げたものの、惜しくも外してしまった様子が描かれています。画像の手前には景品であろう葉巻を落ちており「あと一歩だったのに」といった雰囲気を漂わせています。このような場面から「惜しいけれど成功には至らなかった」という意味のイディオムが生まれました。




類義語

Almost made it(ほぼ達成した)

 「Almost made it」は、目標に非常に近づいたが、わずかに達成できなかったことを指します。「Close but no cigar」と似ていますが、より一般的でカジュアルな表現です。

 She almost made it to the top of the mountain, but had to turn back due to bad weather.

(彼女は山頂まであと少しでしたが、悪天候のため引き返さなければなりませんでした。)

Missed it by a hair(ほんのわずかで逃した)

 「Missed it by a hair」は、非常に僅差で目標を逃したことを強調する表現です。「Close but no cigar」よりも、失敗の僅差を強調するニュアンスがあります。

 He missed the world record by a hair.

(彼は世界記録をほんのわずかで逃しました。)

Not quite(完全ではない)

 「Not quite」は、何かが完全に達成されていない、または正確でないことを示す柔らかい表現です。「Close but no cigar」よりも控えめなニュアンスがあります。

 Your answer is close, but not quite correct.

(あなたの答えは近いですが、完全には正しくありません。)

使い方のポイント

 「Close but no cigar」は、カジュアルな会話や非公式な場面で使用されることが多い表現です。目標に非常に近づいたが、最終的には達成できなかった状況を指す際に使われます。ユーモラスなニュアンスを持つため、深刻な場面やフォーマルな状況では避けるのが適切です。相手の努力や結果を評価しつつ、軽い残念さを伝える際に有用なフレーズです。

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