意味について
「The apple of one’s eye」は「最愛の人」「非常に大切な存在」を指すイディオムです。家族や恋人など、かけがえのない存在に対して使われる表現です。親が子どもを大切に思う気持ちや、特別に大事にしている人や物に対して用いられます。
His youngest daughter is the apple of his eye.
(彼の一番下の娘は、彼にとって目に入れても痛くないほど大切な存在です。)
この表現は、恋人や家族だけでなく、ペットや趣味のコレクションなど、「とても愛着のあるもの」に対しても使われることがあります。
語源について
「The apple of one’s eye」の由来は、古代の英語表現に遡ります。中世の時代、**「apple」**は「瞳(pupil)」の比喩表現として使われていました。当時、瞳は目の中で特に重要な部分と考えられており、その存在の大切さから「最愛の人」や「特に大事な存在」を指す言葉として用いられるようになったのです。
この表現は、聖書にも登場します。例えば、旧約聖書の『申命記』(Deuteronomy)32章10節には、次のような一節があります。
He kept him as the apple of his eye.
(彼はその人を、自らの瞳のように大切に守った。)
ここで「apple」は「瞳」を意味し、「目の中にある大切な部分=最も守るべき存在」という象徴として使われています。このように、視覚的な重要性から「大切な存在」を意味する表現として定着したのが「the apple of one’s eye」です。
この画像は「The apple of one’s eye」の語源をイメージしたものです。瞳の中央に「リンゴ」が描かれており、かつて「apple」が「瞳」を指していたことを象徴しています。古代では瞳が目の中で最も重要で守るべき部分と考えられ、「大切な存在」の象徴として「the apple of one’s eye」という表現が生まれました。背景は温かみのある色合いで、愛情や保護のイメージを表現しています。

類義語
Treasure(宝物、大切な存在)
「宝物」としての価値を強調する表現で、貴重さや愛情を込めたニュアンスがあります。特に、物に対して使う場合が多いですが、人に対しても使用できます。
Her grandmother’s ring is her most treasured possession.
(彼女の祖母の指輪は、彼女にとって最も大切な宝物です。)
Pet(お気に入り、特別に可愛がる存在)
「特別扱いされる存在」を指しますが、時に「ひいき」や「甘やかされている」というネガティブな意味合いを含むこともあります。
Tom is clearly the teacher’s pet.
(トムは明らかに先生のお気に入りです。)
Darling(最愛の人)
親密で愛情深い関係を指す言葉で、特に恋人や配偶者に対して用いられることが多いです。ややロマンチックなニュアンスが強い表現です。
She’s been his darling since they first met.
(彼女は出会ったときから彼の最愛の人です。)
使い方のポイント
「The apple of one’s eye」は、非常に親しい関係やかけがえのない存在を指す際に使われる表現です。特に、親が子どもに対して感じる深い愛情を表現するのにぴったりのイディオムです。そのため、家族の絆や、守るべき大切な存在を強調する場面で使うと自然です。
恋人や配偶者に対して使うこともできますが、やや古風で感傷的な響きがあるため、親密なシーンや愛情深い言葉として意図的に選ぶのが効果的です。また、「ペット」「趣味」「愛車」など、人以外のものにも使うことで、ユーモアを交えながら「とても大切な存在」を伝えることができます。
例えば、愛猫を溺愛する人が「My cat is the apple of my eye.」と言えば、その猫がどれだけ特別な存在かが伝わるでしょう。感情を強く込めたいときに効果的な表現です。
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