意味について
「Bring home the bacon」は「生活費を稼ぐ」「成功を収める」という意味を持つイディオムです。特に、家計を支えるために収入を得るというニュアンスが強く、家庭や職場での責任感を示す表現としてよく使われます。
He works two jobs to bring home the bacon for his family.
(彼は家族のために2つの仕事を掛け持ちして生活費を稼いでいます。)
また、比喩的に「成功を収める」「成果を上げる」という意味でも使われることがあります。
語源について
「Bring home the bacon」の語源にはいくつかの説がありますが、最も有名なのはイギリスの**Dunmow Flitch(ダンモウのベーコン)**という伝統行事に由来する説です。
この行事では、結婚生活で1年間喧嘩をせずに仲良く過ごした夫婦に「フリッチ(塊のベーコン)」が贈られました。夫婦がこのベーコンを家に持ち帰ることが「家庭を守る」「家族を養う」という象徴となり、「bring home the bacon」という表現が生まれたと言われています。
また、もう一つの説として、ベーコンが貴重な食糧だった時代に、肉屋が家族のためにベーコンを持ち帰る様子から生まれたという説もあります。この場合、「家族に食料を提供する=収入を得る」という意味が転じて、現在の「稼ぐ」「成功する」という意味になったと考えられています。
この画像は「bring home the bacon」の語源をイメージしたものです。イギリスの伝統行事「Dunmow Flitch(ダンモウのベーコン)」が由来とされ、1年間仲睦まじく過ごした夫婦がベーコンを持ち帰る様子を描いています。夫婦が笑顔で大きなベーコンの塊を持つ姿は、家族のために稼ぎ、生活を支える象徴となっています。背景には中世のイギリスの村をイメージした木造家屋が描かれ、歴史的な雰囲気が伝わるデザインです。

類義語
Earn a living(生計を立てる)
「生活費を稼ぐ」という意味で、「bring home the bacon」とほぼ同義ですが、より日常的でカジュアルな表現です。
She earns a living by teaching English online.
(彼女はオンラインで英語を教えて生計を立てています。)
Make ends meet(収支を合わせる)
「収入と支出のバランスを取る」という意味で、節約ややりくりのニュアンスが強い表現です。
With rising prices, it’s becoming harder to make ends meet.
(物価の上昇で、収支のバランスを取るのがますます難しくなっています。)
Bring in the dough(お金を稼ぐ)
「dough(パン生地)」が「お金」を指すスラングとして使われており、カジュアルな言い回しです。特に「たくさん稼ぐ」というニュアンスが強いです。
He’s been bringing in the dough since he started his new business.
(彼は新しいビジネスを始めてからかなり稼いでいます。)
詳しくはコチラで解説しています!
使い方のポイント
「Bring home the bacon」は、家庭や職場などの責任感に関する話題でよく使われる表現です。特に「家族のために稼ぐ」というニュアンスが強く、家計を支える人や成果を出して評価される人に対して肯定的に使われることが多いです。
この表現はカジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使えますが、ユーモラスなニュアンスが含まれることもあるため、フォーマルな文脈では「earn a living」などの別の表現のほうが適切な場合があります。
また、「bring home the bacon」の「bacon(ベーコン)」は、アメリカのスラングで「お金」を指すことがあり、経済的な成功や金銭的な安定を象徴する言葉としても認識されています。そのため、ビジネスの成果やスポーツの勝利といった文脈でも使われる点が特徴です。
例えば、プロジェクトの成功や大会での優勝など、単に「お金を稼ぐ」だけではなく、「目標を達成して成果を上げる」場面でも活用できます。文脈に応じて柔軟に使い分けるとよいでしょう。
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