意味について
“Sit on the fence” は、意見や立場を決めずに中立の状態を保つことを意味します。特に、賛否が分かれる問題や重要な決断を迫られたときに、どちらにもつかず態度を保留する状況を指します。
I don’t want to offend anyone, so I’ll just sit on the fence about this issue.
(誰の気分も害したくないので、この問題については中立の立場をとります。)
語源について
この表現は、物理的に「フェンスに座る」という状況から生まれました。フェンスに座っている人は、どちらの側にも降りることができず、決定を先延ばしにしているように見えます。特に政治の世界で使われることが多く、議論のある問題について、どちらの立場にもつかず様子を見ることを指すようになりました。この比喩は19世紀から使われており、特にイギリスやアメリカの政治の文脈で広まりました。
この画像は「Sit on the fence」の語源を表現しています。フェンスの上に座る人物が、左右のグループから意見を求められていますが、どちらに行くか決めかねています。これは、意見をはっきりさせず中立の立場を取る様子を象徴しています。背景の穏やかな農村風景は、物理的なフェンスの存在を強調し、このイディオムが比喩的に使われる由来をわかりやすくしています。優柔不断な態度や決断を先延ばしにする様子を視覚的に表した一枚です。

類義語
Be on the fence
“Sit on the fence” とほぼ同じ意味を持つ表現で、中立の立場を取ることを意味します。ただし、“Be on the fence” は、まだ決断していない状況を強調することが多いです。
She is still on the fence about which university to attend.
(彼女はまだどの大学に進学するか決めかねている。)
Remain neutral
こちらはよりフォーマルな表現で、「どちらの側にも偏らずに中立でいる」という意味を持ちます。政治的な文脈やビジネスシーンでもよく使われます。
The judge must remain neutral in all cases.
(裁判官はすべての案件で中立の立場を保たなければならない。)
Play both sides
これは少し否定的なニュアンスを含みます。「どちらの立場にもつきながら、どちらにもはっきりしない態度をとる」という意味で、優柔不断な態度や計算高い行動を示唆することがあります。
He always plays both sides to avoid conflicts.
(彼は対立を避けるために、常に両方の側に良い顔をする。)
使い方のポイント
“Sit on the fence” は、主に政治やビジネスの場面で使われることが多いですが、日常会話でもよく登場する表現です。例えば、友人同士の議論や、家族の中での意見対立の場面でも使えます。
また、ニュアンスとしては「決断を先延ばしにしている」という意味を持つため、優柔不断な印象を与えることもあります。時には、責任を避ける態度として批判的に使われることもあります。そのため、“I prefer to sit on the fence”(私は中立の立場を取るのが好きです)と言うと、状況によっては「決断力がない」と受け取られることもあるので注意が必要です。
この表現は、特にディスカッションや議論の場面で使うと自然です。例えば、“You can’t just sit on the fence forever. You have to choose a side!”(いつまでも中立の立場ではいられないよ。どちらかを選ばなきゃ!)のように、決断を迫る際にも使われます。
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