意味について
「Burn the midnight oil」は、「夜遅くまで勉強や仕事をする」「徹夜する」という意味のイディオムです。特に、集中して取り組む姿勢を強調する際に使われます。
I had to burn the midnight oil last night to finish my report.
(昨晩はレポートを終わらせるために夜遅くまで頑張らなければなりませんでした。)
語源について
この表現の起源は、かつて照明に使われていた「油ランプ(oil lamp)」に由来しています。電気が普及する以前、人々は夜遅くまで作業をする際にランプの灯りを頼りにしていました。ランプの油(oil)が燃え続けるという状況が、「夜遅くまで働く」「勉強する」ことを象徴するようになったのです。
このイディオムの起源は16世紀のイギリスにまでさかのぼります。作家フランシス・ベーコンが1608年に書いた著作『Of Studies』の中で、“to study by candlelight”(ろうそくの灯りで勉強する)という表現が使われており、これが「夜遅くまでの努力」を示す言葉として広まりました。
「Burn the midnight oil」は、その後さらに広まり、現代では「夜遅くまで取り組む」こと全般に使われています。
この画像は「burn the midnight oil」の語源をイメージしたものです。昔ながらの油ランプがデスク上で燃えており、周囲には本や紙、羽根ペンが散らばっています。薄暗い部屋の中、ランプの暖かな光が勉強や執筆のために夜遅くまで努力している様子を際立たせています。油ランプの燃焼は、かつての「夜更かしして努力する」状況を象徴しており、このイディオムの由来が視覚的に伝わる構成になっています。

類義語
Pull an all-nighter
「徹夜する」という意味で、特に「完全な徹夜」を指します。翌朝まで寝ずに取り組む状況で使われるため、「Burn the midnight oil」よりも強い印象があります。
I had to pull an all-nighter to prepare for my presentation.
(プレゼンの準備のために徹夜しなければなりませんでした。)
Stay up late
「夜更かしする」という意味で、目的の有無に関係なく単に「遅くまで起きている」状態を指します。遊びや趣味などの理由でも使われます。
I often stay up late watching movies on weekends.
(私は週末によく映画を見て夜更かしします。)
Burn the candle at both ends
「無理をして早朝から深夜まで活動する」という意味で、肉体的・精神的に無理をしているニュアンスが含まれます。「Burn the midnight oil」よりも「頑張りすぎている」印象が強く、疲労や無理のしすぎを暗示することが多いです。
He’s been burning the candle at both ends lately, and I’m worried about his health.
(彼は最近無理しすぎているので、私は彼の健康が心配です。)
使い方のポイント
「Burn the midnight oil」は、主に「何か重要なことのために夜遅くまで取り組む」場面で使用します。例えば、試験勉強、プレゼンの準備、締め切りのある仕事など、真剣な目的に向けた努力を強調する際に効果的です。
カジュアルな会話でも使えますが、やや文学的な響きがあるため、フォーマルな場面や文章でもよく用いられます。なお、「Burn the midnight oil」だけでは「夜遅くまでの努力」の内容が不明確なので、文脈から「勉強」「仕事」など具体的な行動が伝わるようにすると、より自然な使い方になります。
例えば、次のような文が自然な表現となります。
I burned the midnight oil to prepare for the exam.
(試験の準備のために夜遅くまで頑張った。)
She burned the midnight oil working on her novel.
(彼女は小説執筆のために夜遅くまで頑張った。)
一方、「ただの夜更かし」とは異なり、努力や集中している様子を含意するため、娯楽目的や気まぐれな夜更かしにはあまり使いません。
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