意味について
“An open book” は、非常に率直で隠し事がなく、自分の考えや感情を他人に対して明確に示す人を指すイディオムです。また、理解しやすいものや、簡単に読み取れる情報に対しても使われます。
She is an open book when it comes to her feelings—you can always tell what she’s thinking.
(彼女は感情に関して隠し事がなく、何を考えているのかすぐに分かる。)
また、「簡単に理解できる」という意味でも使われます。
This manual is an open book; everything is explained clearly.
(このマニュアルは分かりやすく、すべてが明確に説明されている。)
語源について
この表現の起源は、書籍の持つ「情報を伝える」役割にあります。本が開かれている状態では、誰でもその内容を読むことができます。それになぞらえて、誰かの考えや気持ちが簡単に理解できる様子を「open book」と表現するようになりました。この表現は19世紀頃から英語圏で使われるようになり、現在では日常会話やビジネスの場面でも広く使われています。
この画像は、「An open book」というイディオムの語源を表現しています。中央には大きく開かれた本があり、そのページがはっきりと見えます。本の周りには数人の人々が立ち、簡単に内容を読めるような様子が描かれています。このシーンは、「隠し事がなく、誰にでも分かる」という意味を象徴しています。明るく温かみのある光が部屋を照らし、透明性や理解しやすさを強調しています。このイディオムが持つ「率直さ」や「明瞭さ」を視覚的に表現したイメージです。

類義語
Transparent(透明な、率直な)
“Transparent” は、「透明」という意味ですが、人に対して使うと「隠し事がなく、率直である」というニュアンスになります。“An open book” と同様に、感情や考えが分かりやすい人に対して使えますが、“transparent” はもう少しフォーマルな印象があります。
He is always transparent about his intentions in business.
(彼はビジネスにおいて、常に意図を率直に明かしている。)
Candid(率直な、包み隠さない)
“Candid” は、率直で正直な態度を示す言葉です。“An open book” と似ていますが、“candid” は特に意見や発言の正直さを強調します。
She gave a candid answer about why she left her previous job.
(彼女は、前職を辞めた理由について率直に答えた。)
Easy to read(分かりやすい、理解しやすい)
“Easy to read” は、文字通り「読みやすい」という意味ですが、比喩的に使うと「人の感情や意図が分かりやすい」という意味になります。
His facial expressions make him easy to read.
(彼の表情は分かりやすく、何を考えているかすぐに分かる。)
使い方のポイント
“An open book” は、ポジティブな意味で使われることが多く、特に「この人は隠し事がなく誠実だ」という印象を与えたいときに適しています。ただし、状況によっては「単純すぎてすぐに読めてしまう」という、ややネガティブなニュアンスを持つこともあります。
例えば、信頼関係を築く場面で「I’m an open book. You can ask me anything.(私は隠し事がありません。何でも聞いてください)」と言えば、誠実な態度を示すことができます。一方で、「He’s too much of an open book.(彼はあまりにも分かりやすすぎる)」というように使うと、単純すぎる、人が良すぎるといったニュアンスになります。
また、“open book” は文脈によって「簡単に理解できるもの」という意味でも使えるため、文書やルールが明確で分かりやすいことを表すときにも便利です。例えば、会社の方針について「Our company’s policies are an open book.(当社の方針は明確で誰でも理解できます)」のように使うことができます。
この表現を使うときは、相手がどの意味で受け取るかを考慮し、前後の文脈を明確にするとより効果的です。
英語学習を改めて学び直したい方! アマゾンベストセラーです! 一緒に勉強しましょう!
コメント