意味について
Do away with は、「~を廃止する」「取り除く」「処分する」という意味の句動詞です。文脈によって、以下のように使われます。
制度や習慣を廃止する
They want to do away with old traditions.
(彼らは古い伝統を廃止したいと思っている。)
物理的に何かを取り除く、捨てる
I think it’s time to do away with these old clothes.
(そろそろこの古い服を処分する時だと思う。)
殺す(口語・比喩的表現)
The villain tried to do away with the detective.
(悪党はその探偵を殺そうとした。)
語源について
Do away with は、「do(行う)」と「away(遠くに)」と「with(~を伴って)」から成り立ちます。
元々の意味は「~を遠くに追いやる」という物理的な行動を指していましたが、次第に比喩的に「取り除く」「廃止する」の意味が発展しました。19世紀ごろには「殺す」というスラング的な意味も加わりました。
こちらが「do away with」の語源をイメージした画像です!古い物や重荷を掃き清めて遠くに追いやる様子を表現しています。このイメージは「不要なものを取り除く」や「廃止する」という意味とつながります。

類義語
• Abolish(廃止する)
• Eliminate(排除する)
• Remove(取り除く)
• Dispose of(処分する)
• Get rid of(取り除く、捨てる)
• Terminate(終わらせる)
使い方のポイント
フォーマルかカジュアルか
日常会話でもフォーマルな文脈でも使える便利な表現です。ただし、「殺す」の意味で使う場合は軽率な使用に注意してください。
文脈が重要
「廃止」「取り除く」「殺す」のどの意味で使われているかは、文脈によって判断されます。
同じ意味のカジュアル表現
Get rid of は似た意味を持つカジュアルな表現で、「処分する」という意味では代用可能です。
まとめ
Do away with は、「廃止」「取り除く」「殺す」という幅広い意味を持つ句動詞です。文脈に注意して使い分けることで、表現力を高めることができます。特にフォーマルな文脈では「abolish」や「eliminate」に置き換えると適切です。
英語学習を改めて学び直したい方! アマゾンベストセラーです! 一緒に勉強しましょう!
コメント