意味について
「be tied up」 は以下のような意味を持つフレーズです。
(仕事や用事で)手が離せない、忙しい
I’m tied up with meetings all day.
(一日中会議で手が離せません。)
(資金や資産が)固定されている、流動的でない
Most of my money is tied up in investments.
(私の資金のほとんどは投資に固定されています。)
(物理的に)縛られている、拘束されている
The package was tied up with string.
(その荷物は紐で縛られていました。)
語源について
「tie」 は「結ぶ」や「縛る」という意味の動詞があります。
「up」は「完全に」や「徹底的に」のニュアンスを持つ副詞で、「tie up」で「完全に縛りつける」「動けない状態にする」というイメージが生まれました。
忙しさや資金の流動性の欠如を、拘束された状態にたとえた比喩的な表現として使われるようになりました。
「be tied up」の語源をイメージした画像です。人物がロープで縛られ、周囲には書類や時計、金融シンボルなどが散らばっており、忙しさや拘束感を象徴しています。この画像は、自由に動けない状況や多忙な状態を比喩的に表現しています。

類義語
1. Occupied with: ~で忙しい
• She is occupied with preparing for the event.
(彼女はイベントの準備で忙しい。)
2. Engaged in: ~に従事している
• He is engaged in a critical project right now.
(彼は今重要なプロジェクトに従事している。)
3. Unavailable: 手が空いていない、利用できない
• The manager is unavailable for the meeting today.
(マネージャーは今日の会議に参加できません。)
4. Committed to: ~に専念している
• He’s committed to finishing this task before the deadline.
(彼はこのタスクを締め切り前に終わらせることに専念している。)
使い方のポイント
忙しさの強調
仕事や用事で手が離せない状態をカジュアルに表現するのに適しています。
Sorry, I’m tied up right now. Can I call you back later?
(すみません、今忙しいので後でかけ直してもいいですか?)
資金や資産の文脈
流動的ではない資産や動かせないお金に関する話題でよく使われます。
The funds are tied up in long-term investments.
(その資金は長期投資に固定されています。)
物理的な状況にも使える
実際に何かが縛られている場合にも使用可能です。
The boat is tied up at the dock.
(その船は桟橋に係留されています。)
まとめ
「be tied up」は忙しさや資金の固定を比喩的に表現するフレーズです。特に、手が離せない状況や流動性のない資産を指す場合に頻繁に使われます。物理的な「縛られる」という意味も持ち合わせており、状況に応じた使い分けがポイントです。
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