意味について
「fall back on」は「(困ったときに)頼る」「最後の手段として使う」という意味です。主に予備の計画や資源、支援を指します。
She always has a backup plan to fall back on in case of emergencies.
(緊急時に備えて、彼女はいつも代替案を持っています。)
語源について
• fall: 「落ちる」は基本ですが、この場合は「困難な状況で後退する」というニュアンス。これは逃げるわけではなく、他に頼るための行動です。
• back: 「後ろ」にあるもの、つまり予備や安全な場所。
• on: 「~に頼る」「~の上に乗る」というニュアンス。
合わせると、「困難な状況で後ろに退き、安全なものに頼る」という意味になります。
fall について
「fall」は基本的には「落ちる」という意味ですが、使われる文脈や他の単語との組み合わせによってニュアンスが変わり、「前進」や「後退」のようなイメージを持つ場合もあります。

類義語
1. Rely on(頼る)
例: We rely on donations to fund our program.
(私たちはプログラムを運営するために寄付に頼っています。)
2. Depend on(依存する)
例: She depends on her parents for financial support.
(彼女は経済的支援を両親に頼っています。)
3. Resort to((最後の手段として)訴える)
例: They had to resort to borrowing money.
(彼らはお金を借りることに頼らざるを得なかった。)
使い方のポイント
困難な状況が前提
「fall back on」は通常、他の選択肢がない場合や状況が悪化したときに使われます。
After losing his job, he had to fall back on his savings.
(仕事を失った後、彼は貯金に頼るしかなかった。)
予備や安全なものを指す
頼る対象は、予備の計画、支援、資源など、信頼できるものである必要があります。
If the business doesn’t succeed, we’ll fall back on our family for support.
(もし事業がうまくいかなければ、家族の支援に頼ることになる。)
フォーマル/カジュアルな場面で使える
ビジネスや日常会話、どちらでも使用可能です。
この表現を使う際は、「困難な状況」と「信頼できる予備や支援」が背景にあることを意識すると、より自然に使えます。
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