a blessing in disguise の意味とは?
a blessing in disguise は、「一見すると悪いことに見えるが、実は良い結果をもたらすもの」「不運に見えて幸運だった出来事」という意味のイディオムです。最初はネガティブに感じられる出来事が、後になってポジティブな結果につながるときに使われます。
Losing my job was a blessing in disguise—it gave me the chance to start my own business.
(失業したのは一見悪いことに思えたけど、実は自分のビジネスを始めるきっかけになった。)
このように、最初は「最悪」「困った」と思った出来事が、後から振り返ると「むしろ良かった」と感じられるときにぴったりの表現です。
a blessing in disguise のコアイメージ
悪い出来事の“中に隠れた”良い結果
blessing は「祝福」、disguise は「変装・偽装」。つまり、祝福(良いこと)が悪い出来事の姿をして現れるイメージです。
Missing the bus turned out to be a blessing in disguise—I met an old friend.
(バスに乗り遅れたのは結果的に良いことだった。旧友に再会できた。)
このように、当初はネガティブに見える出来事が、後になってポジティブな意味を持つことがわかる、という構造がポイントです。
後から気づくポジティブさ
a blessing in disguise は、出来事が起きた瞬間には「良いこと」とは思えません。時間が経ってから「あれはむしろ良かった」と気づくタイプの幸運を表します。
The illness was a blessing in disguise—it made him prioritize his health.
(その病気は結果的に良いことだった。健康を優先するきっかけになった。)
語源について
a blessing in disguise の起源は18世紀の英語詩にまで遡ると言われていますが、正確な由来は明確ではありません。ただし、言葉の構造から「良いことが悪いことのように隠れている」という比喩が自然に広まり、現在の意味として定着したと考えられています。
「a blessing in disguise」の語源をイメージした画像です。嵐の雲の中に隠れた光が差し込み、困難の中から希望や良い結果が現れる様子を象徴的に描いています。希望に満ちた雰囲気が伝わります。

例文で理解する a blessing in disguise
仕事の場面
Getting rejected from that job was a blessing in disguise—I found a better opportunity.
(あの仕事に落ちたのは結果的に良かった。もっと良いチャンスを見つけた。)
日常生活
The delay was a blessing in disguise—it gave me time to prepare.
(遅延は結果的に良かった。準備する時間ができた。)
人間関係
The breakup was a blessing in disguise—it helped me grow as a person.
(別れは結果的に良いことだった。自分が成長するきっかけになった。)
健康・生活習慣
The injury was a blessing in disguise—it made her slow down and rest.
(そのケガは結果的に良かった。彼女が休むきっかけになった。)
類義語とニュアンスの違い
Every cloud has a silver lining(悪いことにも良い面がある)
困難の中にも希望があるという意味で、a blessing in disguise と非常に近い表現。
A silver lining(希望の光)
悪い状況の中にある「良い部分」を指す。
Turn a negative into a positive(ネガティブをポジティブに変える)
自分の行動によって悪い状況を良い方向に変えるニュアンス。
a blessing in disguise は、これらの中でも特に「後から気づく幸運」という点が特徴です。
使い方のポイント
最初は悪い出来事に見えることが前提
このイディオムは、最初から良いことだとわかっている場合には使いません。「当初は悪いと思ったが、後で良い結果につながった」という構造が必須です。
カジュアルで日常的な表現
フォーマルな文書でも使えますが、特に日常会話で自然に使われます。
出来事・状況・偶然の結果に使う
人ではなく、出来事や状況が主語になることが多いです。
誤用しやすいポイント
最初から良い結果がわかっている場合には使わない
例:
❌ Winning the lottery was a blessing in disguise.
(宝くじに当たるのは最初から良いことなので不自然)
悪意のある出来事には使わない
犯罪・裏切りなど深刻な出来事には不向き。
「disguise」を単独で使わない
a blessing in disguise はセットで覚えるべき固定表現。
ネイティブが使うリアルな場面
- 仕事を失ったが、より良いキャリアにつながったとき
- 予定が崩れたことで、思わぬ良い出会いがあったとき
- 失敗が学びや成長につながったとき
- 健康問題が生活改善のきっかけになったとき
会話例(少し長め)
A: I’m really upset that my trip got canceled.
B: I get it, but maybe it’s a blessing in disguise.
A: How so?
B: You’ve been exhausted lately. This might be the break you needed.
日本語訳:
A:旅行がキャンセルになって本当に落ち込んでるんだ。
B:気持ちはわかるけど、もしかしたら結果的に良いことかもよ。
A:どういうこと?
B:最近すごく疲れてたでしょ。休むいい機会かもしれないよ。
追加例文
1. The failed interview was a blessing in disguise—it pushed me to find a better job.
(面接に落ちたのは結果的に良かった。もっと良い仕事を見つけるきっかけになった。)
2. The rain was a blessing in disguise—it cooled down the hot day.
(雨は結果的に良かった。暑い日を涼しくしてくれた。)
3. Her mistake turned out to be a blessing in disguise.
(彼女のミスは結果的に良いことだった。)
まとめ
- a blessing in disguise は「一見悪いが、実は良い結果につながる出来事」
- 最初はネガティブに見えるが、後からポジティブな意味を持つ
- 語源は18世紀の英語詩に遡るとされる
- 日常生活・仕事・健康など幅広い場面で使える
- 日本語の「災い転じて福となす」に近いが、よりカジュアル
a blessing in disguise は、人生の「思わぬ幸運」を表すのにぴったりの表現です。ネガティブな出来事を前向きに捉えるときに、ぜひ使ってみてください。
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