意味について
「sound out」 は句動詞で、「(人の意見や考えを)探る」「(何かについて)打診する」という意味があります。誰かの考えや気持ちを慎重に確認したり、意向を伺うときに使います。
She sounded out her friends to see if they liked the idea.
(彼女はそのアイデアを友達が気に入るかどうか探った。)
語源について
「sound」はもともと「音を出す」という意味があり、航海用語では「水深を測る」という意味でも使われていました。「sound out」はこの「測る」というニュアンスが転じて、「相手の気持ちや考えを探る」 という比喩的な意味で使われるようになったと考えられています。
「sound out」の語源をイメージした画像です。船員が鉛のラインを使って海の深さを測っている場面で、探る行為を象徴的に表現しています。このビジュアルは、探索や調査を行う「sound out」の由来を視覚的に示しています。

類義語
1. Probe(探る、調査する)
2. Gauge(判断する、測る)
3. Feel out(打診する、探りを入れる)
4. Test the waters(様子を探る)
使い方のポイント
慎重に使う
相手の反応や意見を探るために、直接的ではなく控えめな方法で使用します。
I’ll sound him out about the proposal before we make a decision.
(決定を下す前に、その提案について彼の意見を探ってみるよ。)
人や意見について使用する
主に人の気持ちや考え、意見を探る場面で使われます。
The manager sounded out the team about the new project plan.
(マネージャーは新しいプロジェクト計画についてチームの意見を探った。)
非フォーマルな場面で使いやすい
日常会話や軽い話題での使用が多いですが、ビジネスシーンでも適応可能です。
「sound out」 はあくまで「探る」程度のニュアンスであり、直接的な交渉や決定を下す段階では使いません。確定的な情報を得るためではなく、あくまで相手の感触をつかむために使います。
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