基本情報
言わずもがな、バスケットボールを題材にした井上雄彦先生による日本を代表する漫画。日本のバスケットブームを引き起こした不朽の名作。週刊少年ジャンプにおいて、1990年(42号)から1996年(27号)まで連載されました。全276話。今からもう30年近く前に完結した漫画です。
ジャンプ歴代最高部数653万部を達成した1995年3 – 4号で巻頭オールカラーを飾り、最終回となる1996年27号では表紙と巻頭カラーの両方を飾りました。少年ジャンプにおいて最終回で単独表紙を飾った史上初の作品であり、本作品以外では2016年9月に完結した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の2作のみであるとのことです。
ジャンル:少年漫画
作者 :井上雄彦
出版社 :集英社
巻数 :31巻(完全版24巻)(新装再編版20巻)
累計発行部数:1億8500万部(2024年10月時点)
国内累計1億部を突破した際は「朝日新聞」「毎日新聞」「読売新聞」「日本経済新聞」「産経新聞」「東京新聞の朝刊紙上にて、作者の井上が一面広告で湘北メンバー6人それぞれの描き下ろしイラストを掲載(下に添付したイラストでは木暮が抜けています)。
未だに過去最高のスポーツ漫画は? の問いに対して筆者が答える堂々の1位漫画。少年ジャンプに必要な友情・努力・勝利のすべてが詰まった漫画です。






バガボンドやリアルの作者さんね!

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あらすじ
物語は神奈川県立湘北高校に入学した主人公「桜木花道」が、女子高生に振られるところからスタート。最後に振られた女性がバスケ部の小田君に片思いをしていたことから、それだけでバスケットボールが嫌いに。バスケットと聞こえると暴れだす始末。
そんな折、バスケットボール部への勧誘のために声を掛けてきた赤木晴子に一目惚れし、バスケットボールをしたことがないにもかかわらず、赤木晴子目当てでバスケットボール部への入部を決意。その後、地道な練習や試合を通じて、徐々にバスケットの面白さに目覚め、その才能の芽を急速に開花させる。

面白いと思うところ
魅力的なキャラクターたち
この漫画を読めば、まず最初に、バスケットボールは5人でするスポーツなのね。と知ることが出来ますww
あたりまえじゃん。と思った方もおられるかと思いますが、そうじゃない。主人公が所属する湘北高校のレギュラー陣。読めば必ず名前を覚えます。キャラがしっかり立っているから、あっという間に名前を覚えます! 上記の新聞広告のイラストなんてかっこよすぎだろ。また、魅力的なのはレギュラー陣だけでなくチームメイト、他校のライバルたち、主人公を応援する仲間たちもしっかり描かれており、雑なキャラクターがいないのがすごいところです。
以下では、主人公やレギュラー陣以外で私が好きなキャラクターを紹介します。

水戸洋平
主人公桜木花道の不良仲間の一人。元々は一緒に喧嘩をしていたと思われ、また高校でもそうやってつるむ予定だったと思われますが、主人公がバスケットボールに真剣になったのを知ると、それを邪魔することもなく、茶化すこともなく、素直に応援する心の持ち主。バスケ部襲撃事件の際は、罪をかぶりバスケ部と三井を救った男(まぁ襲撃事件の主犯格にされたのは堀田ですがww)。喧嘩も強いが、それをひけらかすこともない。超クールガイだぜ。
彼の名言「赤は止まれだ。」は私の中では屈指の名言。桜木花道の髪色を連想させた洒落た言葉だ。何度、信号待ちの時に言ったことか。
名言が生まれたシーンは不良に絡まれた桜木軍団。バスケットボール部に戻る決心がついた桜木が少し恥ずかしそうに「洋平、オレちょっと用事思い出した。いっていいか・・・」と喧嘩をほっぽりだす桜木に対して、一瞬で悟った水戸は「準備運動にもならなかったな。」
かっこよ。そうなの。赤信号をわたろうとしたケンジ君が悪い。ケンジ君は準備運動にもならなかった奴です。
ちなみにみんなのランキングというサイトによるスラムダンクの人気投票ではなんと4位にランクイン。いや、でもわかるよ。このシーン、かっこよすぎだもんな。

牧紳一
神奈川県No.1プレーヤー。そう、それが牧。初登場はどう見ても監督か、バスケットボール協会で教育的立場の人。いいですか。普通の高校生は前の席に座っているような男の子たちを指すんです。あなたはどう見ても社会人です。だれが高校バスケットの観戦にダブルスーツで来るのよww だいたい、初登場時に仙道が「牧さん」なんて呼ぶから監督だと思うやんww
この「まだ甘い・・・」のセリフは流川に向けられたもの。まだ甘いの対象は仙道。つまりこの時点において、牧の評価は仙道>流川ということになりますね! 牧の中では、牧≧仙道>流川といったところか。どんだけ上から目線!


が、試合になるとこれ。めっちゃカッコええのよ。このシーンは決勝トーナメント1回戦の湘北戦前のアップした直後の様子。今年、ダークホース的に勝ち上がってきた湘北に対して一切の緩みなし。極限まで集中力が高まっている様子がわかります。高頭監督曰く「お前のいいところは勝ちに貪欲なところだ。変にエリートづらしないところだな。頂点にいるお前がいちばん勝ちに対してハングリーだ。今年もお前が一番だ。」と。この時まで過去16年間インターハイ出場を逃したことがない海南大付属のキャプテンを務めるにふさわしい人物だ。
また高頭監督は試合中に「海南はよそのどのチームよりも練習している! そしてその中でもスタメンを勝ち取った連中はそれこそ血のにじむような努力を重ねてきたんだ! 海南に天才はいない。だが海南が最強だ。」とも言っている。このことから牧は仙道のような天才キャラではなく努力でこの場所まで上り詰めた人なのでしょう。本当尊敬よ。
ちなみに海南大付属の横断幕は「常勝」だぜ。

なのに、このシーン。海南大附属VS湘北。
桜木のジャンプ力、運動量を見て、「おもしろい。10番(桜木)は俺がマークしてやる」。ついに神奈川No.1プレーヤー牧をその気にさせた。主人公と神奈川No.1プレーヤーのマッチアップ。熱くなるシーン! と思いきや、桜木が牧の顔面を見て、高校生であることを疑うww このクラッシュトークに対する牧の返答。「赤木の方がフケてるぞ!!」
血のにじむような努力の果てに、若気をなくしてしまったか。本人も気にしているご様子。

そして完全に余談。ぐっさんのキャラクター「トミー」に似てない?ww
審判がいつまでも公平
スポーツ漫画でありがちな手法。審判が試合を壊しちゃう系のやつ。どっちかのチームに肩入れしていたり、買収されていたり、悪質なファールを見逃して主人公が劣勢に立たされる。そんなことはこの漫画は一切なし。審判は公平にジャッジを行い、それぞれのチームが持てる力をいかんなく発揮して、その結果の末に勝敗が決まります(まぁエースキラー南の肘打ちがありましたが、それはきっちりインテンショナル・ファウルを取っているから審判的には公平なジャッジ)。
そういう手法を使っても面白くなる漫画はいっぱいあると思うよ。でも私はそういうのは、ちょっとストレスに感じてしまうタイプ。
最終戦の山王戦では、観客が観たいのは山王の勝つ姿。そんな贔屓的な描写は描かれていても、それはあくまで観客までであって審判はそうではありません。井上先生のバスケットボールという競技に対するリスペクトが感じられますね。

最終戦まで続く熱い試合展開
あなたのベスト試合はどれですか? と聞かれると最終戦の山王戦と答えますが、それまでの道中での試合もすべて熱い試合。正直、No.2の試合は? と言われると困るぐらいすべて読み応えたっぷりです。
VS翔陽戦では、敗戦した藤真の涙にもらい泣きしたし、県大会最終戦のVS陵南戦の終戦後、インターハイが決まってゴリが号泣しているところに桜木がかけ寄るシーンでも目頭が熱くなりましたね。本気でバスケットをしたい。山王に勝ちたい。でも過去にチームメイトから「お前とバスケやるの息苦しいよ。」なんて言葉を投げかけられていた中で、本気でゴリと同じ夢を見ることができる、自分が引っ張っていくんじゃない。横に立ってくれる仲間に巡り合えた。
この前の試合(海南大付属戦)で終戦後に泣いている桜木をゴリが慰めに行くシーンとの対比になりますが、キャプテンがチームメイトを慰めに行くのはいたって普通のこと。ですが、ゴリに桜木がかけ寄るシーン。これは、桜木や流川が入部する以前の体制だったら、木暮にしかできなかったのではないでしょうか。
この作品、本気でバスケットをしているのが十分に読者に伝わるから、涙が嘘っぽくないんですよ。

こういう人におすすめ
同類の漫画として
ハイキュー!(バレーボール)
アイシールド21(アメリカンフットボール)
アオアシ(サッカー)
などでしょうか。この漫画には特殊な能力は出てきません。
主人公の成長する様、リアルかつ熱い試合描写、努力の先にある感動を味わいたい人、熱いスポーツ漫画を読みたい方に強くおすすめします。そして、子供の時に読んでいて大人になったあなた。子供に読んでほしくありませんか?ww この漫画は世代を超えて愛される作品であることに疑いの余地はありません。
また、大きな声では言いませんが、自称漫画好きを公言しておられる方。これ読んでおかないと。ってレベルの漫画です。
まとめ
今回、スラムダンク全般の面白いところ、好きなキャラクターを二人紹介しました。好きなキャラは多すぎて誰にしようか迷ったぐらい。仙道も、魚住も、藤真も、なんなら宮益も紹介したい。それくらい魅力的なキャラが多いスラムダンク。キャラに限らず名シーンも名言も数多く存在し、読んでない人でも「バスケットがしたいです・・・。」ぐらいは聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
それくらい有名なスラムダンクは漫画好きを公言する人の必修科目であることに間違いはありません。また、ずいぶん前に読んでうる覚えになっている貴方、子供の時に読んでたけど大人になったあなた。もっかい読もう! 子供にも読ませよう! 読み終わった後の満足感はハンパじゃない。今でも絶対楽しめます!
というところで、最後は私の好きなスラムダンクの名言で締めます。
大好きです。今度は嘘じゃないっす
バレンタインまであと少し!
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