基本情報
Netflixオリジナル映画、2021年に配信された『ドント・ルック・アップ』について紹介します。監督はアダム・マッケイ。上映時間は138分。主演はレオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンス。ほか、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、ジョナ・ヒルなど、豪華俳優陣も出演。
地球へ衝突する巨大彗星を発見した天文学者──なんて冒頭から香り立つディザスター映画感! これは! 往年の名作『アルマゲドン』、最近で言えば『プロジェクト・ヘイル・メアリー』感が漂う、嗚呼、これ世界救っちゃうやつ系、ディザスター映画※だ! ディカプリオさん、カッコイイっす、ジェニファー・ローレンスさん、綺麗っす。とか、話したいことがいっぱいある。が、
この映画は、できれば何も知らずに観てほしい。だからこの記事でも、できるだけ「途中で何が起きる映画なのか」には触れないように書きたい(もったいない。でも安心して、ちゃんと観た人向けのところでは書くよ)。かくいう僕だって、こんな豪華キャストを眺めながら、「人類を救う映画なんだろうな」と思って観た一人だった。そして、その予想は見事に裏切られた。その裏切り方が、この映画の一番好きなところ。
※「ディザスター映画って何?」って、隣にいた妻から聞かれたから。同じようにここでも簡単に説明しておく。「情報のパッケージで言えば、『アルマゲドン』だよ。要は、“世界は救われる”という約束から始まる映画のこと」って、僕が言えば、妻は「ふうん」と言っただけ。
簡単なあらすじ
大学院生のケイト(ジェニファー・ローレンス)とランドール教授(レオナルド・ディカプリオ)は、地球へ直撃する巨大彗星を発見。衝突まで半年。このままでは人類滅亡は確実。すぐに政府に、大統領(メリル・ストリープ)に報告。ところが政府は選挙を優先し、テレビはゴシップを優先し、SNSは炎上を優先する。「世界が終わる」と訴える科学者たちは、いつしか”変な人たち”として扱われ始めます。果たして、人類は空を見上げるのでしょうか。

世界が終わる。と聞いて思い浮かぶ曲はあるかい?

チャットモンチーの『世界が終わる夜に』でお願いします。
面白いと思うところ
基本情報のところで書いたとおりだよ、あのはじまりは、ドキドキする。好きなやつだ! 正直、最初は『アルマゲドン』のような映画だと思っていました……豪華すぎるキャスト。「ブルース・ウィリス」のポジションが「ディカプリオ」なのか、でも、なんか役柄は学者だなあ……あ、だけど「リヴ・タイラー」のところが「ジェニファー・ローレンス」なのはいい、個人的にはローレンスの方が好き。あの、青い瞳。これは、世界を救うやつ。と勝手に期待してしまった私がいる。
ところが物語は、救出劇ではなく風刺劇へ急旋回します。大統領は支持率しか見ない。巨大IT企業は利益しか見ない。テレビは真実より視聴率を優先する。SNSでは「隕石」すら政治利用される。隕石より怖いのは、人間の無関心でした。笑っているのに、笑えない。そんな感覚がずっと続きます。
ちょっと話すと、変な話なんだ。この現象に似ているのは、新型コロナ禍。あさま山荘事件もそうかも。あとニッチなところで言えば『攻殻機動隊』より、「あなただったらあの現象をなんて名付けますか?」とアオイに言われて少佐が言った「stand alone complex」みたいな回答とか……分からないだろう、伝わらないだろう、でもいいんだ。ここのところは僕のアーカイブとして利用させてもらう。みたいな。
こういう人にお勧め
今回、ここのところはネタバレを誘発しそうなので、控えに書く(とも思いましたが、察しがいい人ならきっともう気がついている)。
まずは、レオ様・ジェニファー・ローレンス・メリル・ストリープほか、豪華すぎる俳優陣で固めているので、好きなら、お勧めできます。と、「ブラックユーモア」が好きな人、政治風刺や社会風刺が好きな人、『動物農場』のような寓話が好きな人、と、ここら辺でやめておきます。本作は、単純なSFではなく、「現代社会」を笑い飛ばす映画なので、人によって評価はかなり分かれると思います(本音)。
以下、前の映画記事でも同じようなことを書きましたが、本作はNetflixオリジナル映画です。
ここからは、もし、もしの話なんだけど、僕の話と、君に提案すること。まずは僕の話から。今更なんだけど、入ろう、入ろうとしてから2年ごしにネットフリックスに入った。結果、めっちゃいい。なんたって、ここでしか観られない作品がたくさんある。今回紹介した『ドント・ルック・アップ』もそう、でもなんと言ってもすごいのはドラマだよね! 流行った『サンクチュアリ』に『地面師』だって、最近じゃ『ガス人間』だね、他にもたくさんあるし、観たけど、全部おもろい。比較的初期の『全裸監督』『イカゲーム』……まだ観ていない。楽しみだ。とにかくだ、価値がある。なので、よかったら、もしまだ加入していない、君に提案する。まだの人、ここから入ってみてね。あとね、オリジナル作品はもちろんなんだけど、我が家では僕と妻、特に妻は昔のドラマに夢中ですww いやあ、サブスクすごい。はい、前の記事では同じくNetflixオリジナル映画の『木曜殺人クラブ』について書いた。これも、面白かった。ご参考までに。


観た人向け
ネタバレと批評
まずはどうでしたか、このブラックユーモア・風刺映画の感想を。何も知らないで、ネタバレしないまま「えっ、この映画、どこに向かうのか」から、ああいうラストになるとは、驚いたね。僕はどこかでディザスター映画を求めていたのに、見事に裏切れたわけです。
告白する、『ドント・ルック・アップ』の記事を作成するにあたり、ネタバレしない程度にどう書くかあぐねていた時、たとえば、絶対に秘密を共有してはいけない『シックス・センス』のことを思い出したんだ。あの結末は、そのものが作品の核だから、言えない、書けない。だけど、流石にそこまでじゃないと思った。要は、『ドント・ルック・アップ』は「風刺である」と知っていても楽しめる映画なんだ。ただ、「どれほど容赦なく風刺するのか」は、知らない方が衝撃が大きい。つまり、この作品は「事実」ではなく「温度」がネタバレなんだって思ったわけ、「コメディですよ」と言われたら「ああ、そういう方向なんだ」と心の準備をしてしまう。でもだ、「そこまで! 地球おわったやん!」までは想像できまい。あとは、そのプロセスを楽しむ(笑う)ものだと思えばいい。ブラックコメディだ。
と、この映画を観て真っ先に思い浮かんだのは、ジョージ・オーウェルの『動物農場』でした。どちらも悪人を裁く物語ではありません。人間は集団になると、事実より都合を選び、真実より心地よい嘘を信じてしまう。その怖さを笑いへ変えています。劇中では「Don’t Look Up(上を見るな)」というスローガンまで生まれます。空を見れば分かる事実さえ、政治的な立場によって否定される。これは現代のSNS社会や情報空間そのものへの風刺なのでしょう。一方で、終盤になると若者たちは酒を飲み、恋をし、刹那的に生き始めます。死を前にすると、人は未来への投資をやめ、「今」を生きようとする。その姿はどこかヒッピー文化のようでもあり、人間らしくも見えました。そして、あの食卓。世界中が混乱するなか、家族や友人と手をつなぎ、静かに食事をする。「いただきます」とも言わず、特別な演説もない。最後に残ったのは、科学でも政治でも、お金でもありませんでした。人と人との時間だけです。ただのブラックコメディじゃなかった、最後だけ驚くほど温かい。僕はあの数分間だけで、この映画を好きになりました。
世界は救えなかった。けれど、人生は最後まで人と食卓を囲むためにある。『ドント・ルック・アップ』は、人類を笑いながら、人間を愛していた映画だった。
“We really did have everything, didn’t we?”
君は、この映画をどのように観ましたか。想像してみて、あなたは最後に誰と、何をするのだろうか。僕は、大切な人が隣にいたらいいな。それではまた次の記事で!
余談、本当に彗星が来たら?
映画では「発見から衝突まで約半年」という設定ですが、現実でも地球近傍天体(NEO)の監視は世界中で行われています。ただし、巨大な彗星や小惑星を衝突直前に見つけた場合、現在の技術では対応が非常に難しいケースもあります。一方で、事前に十分な時間があれば軌道変更を試みる研究や実証実験も進められており、2022年にはNASAのDART計画が小惑星の軌道変更に成功しました。つまり、本作ほど絶望的とは限りませんが、「早期発見」が何より重要なのは事実です。だって、と、あとは理解だよね! 早期発見しても、変人扱いされているようでは、助かるものも助かりません、おわりですww ほんと、ギャグみたいだね。
それ系で、面白い動画(結構マジなやつ)があった、こちらもよかったら。
最後、ほんとうにお勧め! 『ドント・ルック・アップ』が良かったならば、是非!!

夏を迎える前に!おすすめの商品5選!!
暑い夏を快適に過ごすための便利グッズを5つ厳選してご紹介します。
1. ハンディ扇風機(持ち運びに便利)
通勤・通学や外出時に大活躍。USB充電式で、コンパクトでも風量バッチリ。
2. 冷感タオル(濡らして絞って振るだけ)
熱中症対策に最適。首に巻くだけでひんやり感が持続。
3. ポータブル冷蔵庫(アウトドア・車内用)
キャンプや車中泊に。コンパクトなのにしっかり冷える!
4. 日傘(晴雨兼用・UVカット)
紫外線カット率99%以上。デザインもおしゃれで軽量。
5. スイカ柄の浮き輪(SNS映え!)
海やプールで目立ち度抜群!インスタ映えを狙うならコレ。


コメント